ロンドン旅日記

続きです



バッキンガム宮殿

衛兵交代式を見た後は

近くにある

ロイヤルミューズ
The Royal Mews


ここは英国王室の厩というか車庫


煌めく馬車の王室コレクションに加えて
自動車も展示されている


過去のものだけでなく
現在使われるものも展示されている場所


ガイドフォンが日本語対応されていて
詳しい説明を聞きながら見学できる


まず出迎えてくれるのは
可愛いお馬ちゃん




そして優雅で美しい馬車がたくさん

これはアイリッシュステートコーチ


実用するものだとは思えない美しさ


美術工芸品でしかない


馬車だけでなくロールスロイス




しかしこんなもので
(失礼な言葉でごめんなさい)
驚いていてはいけない

もっとすごいものが展示されている


ダイヤモンド・ジュビリー・ステート・コーチ


2023年のチャールズ国王の
戴冠式で使用されたもの

国王夫妻はバッキンガム宮殿から
会場のウェストミンスター寺院まで
約2.3キロをこの馬車でパレードした


展示場所が狭くて全体が写せない




さらにさらに


ゴールドステートコーチ

馬と人は本物じゃないの

でもとてもリアル

 

 

これは2023年の戴冠式の式典後
戻るときに使われた馬車



歴代の戴冠式で使われた由緒あるもの

1762年に
ジョージ3世のために作られたものだけど
ジョージ3世の戴冠式には間に合わず

製造にかかった金額は
7661ポンド18シリング11ペニー

現在の価値だと約200万ポンド
円換算だと4億円!?


約260年前に作られた輝く黄金の馬車
実は木製

それでも重さは約4トン
高さは12フィート(約3.6メートル)
全長はその倍の24フィート

動かすためには8頭の馬が必要
それでも歩く程度のスピードしか出ない


パネルの絵は


イタリアの画家

ジョヴァンニ・バッティスタ・チプリアーニによるもの

ローマの神々や女神が描かれている


装飾がすごい




右後ろから




左後ろから



残念ながら乗り心地はよくないみたい


それを試してみることができる

これ自由に乗っていいの

夫が乗ってみたところ
高いし不安定だし怖いって

高貴なお方って大変なのね



近くにいた木製のポニー

これも乗ってみていい

外国人観光客の子供たちが
乗って記念撮影してた

それが終わった後
高齢マダムのスタッフが
たてがみをブラシで愛おしそうに
お手入れしてたのが印象的


そういえば名古屋遠征から戻ったとき
東京駅にこんな可愛いポニーがいた

ぬいぐるみみたいに可愛い
ときどき動くの
日本ダービーのキャンペーンだったみたい

※追記 本物ではなく馬ロボだったみたい


この施設は中庭を囲んだ四角い建物
なんと2階には従業員の方が住んでる

何代にもわたって伝統あるこの仕事に
従事されてるのかなぁ


出口の横にあった練習場
その日はお馬さんいなかった

乗馬って慣れないと怖いけど
惹かれたらやみつきね



ここは行く予定はなかったのに
夫が間違って予約しちゃったところ

1人19ポンド
2人分合計約8000円は
捨てるには惜しいので行ってみました

そんなに混んでなくて穴場
たまたま行けてラッキー