久しぶりのお散歩記録

 


駒込にある

 

東洋文庫ミュージアム


噂には聞いていたけど
行ったのは今回が初めて

ここに

日本一美しい本棚

があるらしい


館内案内図


時空をこえる本の旅!


1階のオリエントホール

右手に見えるのが
国内最長の展示ケース

企画展示に合わせて今は
キリスト教関連の展示


目をひいたのは
左側奥の壁に吊るされた

江戸大絵図の原寸大レプリカ

これすごく巨大なの

4枚からできていて
縦267.7cm x 横320cm
300年前の江戸の地図


下のほうの広い場所は江戸城ね

残念ながら我が家はないなぁ


さて階段を登って2階へ



1階のオリエントホールを見下ろす



こちらは入口方面

天高で広々空間


目の前にはずらりと本が並ぶ



これは四庫全書

中国の古典


その奥にあるのが
モリソン書庫

これが日本一美しい本棚


モリソン書庫とは

1917年
東洋文庫の創設者、岩崎久彌が
北京駐在のオーストラリア人
G. E. モリソン博士から
東アジアに関する欧文の書籍・絵画
冊子等約2万4千点を購入したもの



本棚の説明があった

この棚の上に中3階と3階があるみたい
見学者は行けないけどね


圧巻ですね




 

やや暗めの照明で落ち着いた雰囲気
今でもこの本は使われてるのかな
脚立があった


元となった北京のモリソン邸の書庫の
写真も展示されていた




色んな展示の中で気になったのは
ヴェネツィア出身のマルコ・ポーロの
東方見聞録

東洋文庫にはなんと80種もある!


順路を辿っていくと

回顧の路


ここを通ることによって時空を超える



間に3カ所ある
クレバス・エフェクト

底なしのように深く見えるけど
実は深さ10㎝

鏡を使ったマジック


ここを超えた先は
タイムトラベルの終着点



古い地球儀

浪漫だわー



最後は出口のところにある
ムセイオンの泉

ここにも深い思いが込められている

ムセイオンはミュージアムの語源

クレオパトラで有名な
プトレイマイオス朝の都
アレクサンドリアには世界最高の
学問の殿堂ムセイオンがあり
そこに世界最大の図書館があった

図書館であり、研究機関であり、
ミュージアムを備えた東洋文庫は
現代のムセイオンとの誇りがある

東洋文庫は
現アレクサンドリア図書館と
協定を結んで学術交流を進めている


展示も面白かったけど
建物もとても興味深かった

三菱の株主優待券に感謝

 

 

帰りは徒歩で

久しぶりの長距離お散歩

疲れたー

 




そういえば以前
世界一美しい図書館
に行ったことある

プラハにもウィーンにもあるの
どちらが世界一なんでしょう?