ミニチュア愛!を見にいったのは

南青山にある紅ミュージアム

先週初めて行ったの


ここは
江戸時代から続く最後の紅屋
伊勢半本店が運営する資料館


常設展はなんと!

無料で見学できる




展示室1のテーマは

」を知る


紅花の花びらから赤色色素を抽出して
作られる「

「紅」にまつわる諸々が展示されてる


伊勢半は文政8(1825)年創業
江戸の日本橋にあった紅屋




復元模型

お店の奥には紅工場があった


紅工場の様子も再現されてる




上から見るとこんな感じ




紅づくりの工程

結構大変そう
貴重なものだったことがわかる


紅をさす芸者さんの浮世絵




展示室2のテーマは

「化粧」の歩み


江戸時代の化粧について


 

化粧道具の展示

このミニチュアが企画展示で見られる


意外だったのは
紅やおしろいを塗るだけでなく
オーラルケアやスキンケアも
ちゃんとされていたこと



化粧水を作る蘭引の実物

かなり大きいもの

江戸時代の方々も
ローズウォーター使っていたの
おしゃれラブラブ

イタリア・フィレンツェの
サンタマリアノヴェッラと同じねウインク



化粧行為は大昔からあったものの
社会的秩序や個人を同定する
シンボルだった時代が長く

純粋におしゃれを楽しんで
自由にお化粧できるようになったのは
明治以降なので

まだ歴史は150年ほど

江戸時代は結婚すると
眉を剃ってお歯黒をするのが慣例

日本の若い娘さんは美しいのに
結婚したとたん醜悪な外見になる

幕末に来日した外国人の方々は
黒く染められた歯にゾッとしたそうだ


そんな資料を見ると
現代に生まれて本当によかったと思う



明治時代後期以降の化粧品の容器の
展示の上にあったポスター


キッスしても落ちない口紅

求められる機能性は今も同じねウインク



展示室の外も眺めていたら
スタッフの方が説明してくださって

伏せてあった小鉢のようなもの
裏返して精製水でぬらした筆で
軽くなぞると

あら不思議

になるの

スタッフさんの手の甲に
塗ってみせてくれたのが

鮮やかな

へー、すごい

このタイプの口紅も
ここで買うことができる
なんとも優雅ですね



色々勉強になる
楽しいミュージアムでした