イタリア旅行日記
昨日の続きです


フィレンツェで大人気の
サンタマリアデルフィオーレ大聖堂

 

その攻略法


ヨーロッパのどの都市に行っても
大聖堂があって上に登れるなら
必ず登ることにしているワタクシ


フィレンツェのドゥオーモだったら

赤い矢印のとこ

 

 

ここは大人気で
前回予約なしに行ったら
40分くらい並んだ記憶がある


当時は並べば登れたけど
今は完全予約制

並んでもダメ


上に登るには
1スロット125人の枠で
45分の入替制


今回見た限りでは当日券は売切れだった
だいたい直近1週間は全部売切れてる

早めの予約がおすすめ


クーポラの予約をするには
ブルネレスキパス
ネットから購入すると
日時指定ができる


更に以下の優先入場ができる
・ジョットの鐘楼
・サン・ジョヴァンニ洗礼堂
・ドゥオーモ付属美術館
・サンタ・レパラータ教会跡(ドゥオーモの地下)

3日間有効

フィレンツェ観光には必須のパスといえる


ちなみにブルネレスキとは
クーポラの建築デザインした方


指定時間の10分前に
クーポラ登り口の前に並ぶ



時間になると中に入れてもらえて

この日は日曜なので誰もいない


こんな細い階段をひたすら登る

463段


ときには螺旋階段

目が回りそう

写真は見下ろしてる


開けたところに出る


歩いているのはこんな通路
内径43mのクーポラを半分まわる

スタッフさんが見はってて
立ち止まると叱られます

45分入替制だから
鐘楼と違ってのんびりできない


下に教会内部が見える




間近に迫るクーポラの絵は


ヴァザリーらによるフレスコ画
最後の審判

アクリル板がちょっと邪魔


この先はクーポラの曲面を登るので

 


階段がますます細く急になる



最後はこんなです

転げ落ちそうだけど
手すりがあるので大丈夫



外に出るとこんな景色ラブラブ

フィレンツェの街を一望

柵はあるけど覆われてはないので
写真はちゃんと撮れる



目の前に鐘楼がそびえ立つ

こっちのほうがちょっと高い



ベッキオ宮殿とウフィツィ美術館



街をよく見ると

屋根の上にお庭とか
くつろぎ用のテラスとかあって
優雅な雰囲気



時間になるとスタッフさんに
おりるよう促される

勝手に長居はできない


また細い階段を慎重におりて
開けたところ

さっきと同じところかと思ったけど
よく見たら違う

のぼりのときは丸窓の
帰りは丸窓の


クーポラの絵が
さっきより間近に迫ってくる



出口は登りとは別のところだった

ドゥオーモの中には入れなくて
外に追い出されます



ドゥオーモ自体は入場無料で

予約はできない

これが相当並びます
朝一番から長い行列できてた


でもするっと入る手段がある

ブルネレスキパスを使って
ドゥオーモの地下にある
サンタ・レパラータ教会跡に入ると
あまり並ばずドゥオーモの中にも入れる
サンタ・レパラータ教会跡は予約不要



ドゥオーモの中

13世紀末から建築が始まり
完成が1887年
約600年かけて作られた教会

荘厳な雰囲気ではあるものの
ミラノのドゥオーモとか
ヴェネツィアのサンマルコ寺院を
見た後だと
ずいぶんシンプルに感じてしまう


床も素敵なのに物足りない

感性が贅沢になってしまってる



現在の大聖堂は
7~9世紀に建設された
サンタ・レパラータ教会の跡地の上に
建てられたもの

地下にある

サンタ・レパラータ教会跡

かなりきれいに残ってる


この孔雀のタイル

1000年以上前のものだと思うと
美しい