イタリア旅行日記の続き

 

ヴェネツィアを後にして向かったのは

フィレンツェ


フィレンツェに行ったらやっぱり
ウフィツィ美術館に行かないとね



ウフィツィはメディチ家歴代の
美術コレクションを収蔵する美術館



前回行ったときは1週間滞在したので
どこかでするっと行こうと
予約してなかったら
2時間以上並ぶ羽目になったので
今回はちゃんと事前に予約した

かなり混むのでできるだけ朝の早い時間



予約しただけじゃ入館できなくて


この左側の端にあるオフィスで
パスポート見せてチケットと引き換える


もともと行政機関の事務所だった建物

ウフィツィは英語のオフィスのこと
巨大で細長いコの字の形をしている

廊下がどこまでも長い


廊下の天井画が美しい



コの字のまん中から外を見る

奥に見えるのはヴェッキオ宮殿
更に奥にはドゥオーモがチラッと

下を見ると結構たくさんの人がいる
当日券に並んでる人なのかしら


アルノ川がすぐ近く

手前に見えるのはヴェッキオ橋

コジモ1世は
住まいだったピッティ宮殿から
当時はオフィスだったウフィツィに
ヴェッキオ橋の2階部分を通ってくる
ヴァザーリの回廊を造らせた

1回通ってみたいと思いつつ
そういえば今回も調べなかったな
今は公開されてるんだろうか


さてウフィツィ美術館って巨大で
展示数も莫大なので
全部は到底見切れない

まずは一気に3階へ


★トリブーナ

ウフィツィ美術館の起源ともいえる
八角形の特別室

中には入れなくて入口から覗くだけ
これ並びました
朝早めに行ったから20分くらい
見終わったら行列が2倍になってた
早めに行って正解


次は有名どころをまわる


★ボッティチェッリ 春




★ボッティチェッリ
ヴィーナスの誕生





★ボッティチェッリ
マニフィカートの聖母





★レオナルド・ダ・ヴィンチ
東方三博士の礼拝


かなり巨大な絵


★ミケランジェロ
聖家族


みんな筋肉質なの


★ラファエロ
ヒワの聖母




それぞれの画家の作風の違いを
一気に堪能できる

同じ画家でもボッティチェッリは
宗教画とそれ以外で画風が全然違う

それに最近修復されたのか
どの絵もピカピカ

何度見ても感動するが
それにしても人が多い

有名な絵のまわりは団体客が複数いて
ガイドの説明聞いて立ち止まってるので
人をかきわけて見ないといけない


他にもたくさんの有名な絵を見たけど
いったん省略


廊下の隅に見つけた猪像

これってハリーポッターの
ホグワーツ校入口門の豚さんのモデル?


その隣に少し列できてたこれ

ラオコーン像

本物はバチカン美術館にある
古代ギリシアの大理石製の彫像

ここにあるのはメディチ家出身の教皇
レオ10世の依頼で
バッチョ・バンディネッリが作成した
レプリカ

この像の発見はイタリア彫刻に
多大な影響を与えたらしい


さてお昼休憩はさんで2階へ

激混みの3階と違って
2階は空いてる!

団体さんは2階見ないで帰るんだろうね


★ルーカス・クラナッハ(父)
アダムとイブ


好きな画家なので見れてよかった
私も3階だけ見て帰ろうかと一瞬思った

帰らなくてよかった


★ロッソ・フィオレンティーノ
リュートを弾く天使


当初はトリブーナに置かれていた
大人気の油彩板絵

可愛い


★メディチ家当主の肖像画

メディチ家がいなかったら
ルネッサンスはなかった
偉大なるパトロンたち

赤い服のコジモ
その隣にいる孫のロレンツォとか
家康や秀吉なみに見慣れている



★ティツィアーノ
ウルビーノのヴィーナス





★カラヴァッジョ
メドゥーサの首


見たら石になっちゃうよー

写真は小っちゃくしておいた

女性には見えないなぁと思ったら
モデルはカラヴァッジョ自身らしい


★カラヴァッジオ
バッカス


なぜか和むよね




結局1階は見ないで帰った
長めの休憩いれて滞在4時間弱

大きな美術館見るのは体力勝負