先週末のわっしょい前夜


東京国際フォーラム ホールCにて

 

ミュージカル ファントム
観てきました



フランスの小説家ガストン・ルルーの
オペラ座の怪人が原作

怪人ファントムの
人間的側面に光を当てたストーリー



会場はパリの雰囲気

 





この作品を観るのは初めて

アンドリュー・ロイド=ウェバー版の
オペラ座の怪人と
共通のモチーフはあるものの
全然違うお話しでした



観たいと思ったのはなんといっても
城田優さんが演出かつ主演
光一くん以外にもこんな方いるなんて

しかもシャンドン伯爵役もやる

???
どゆこと?

ファントム役が加藤和樹さんの回は
シャンドン伯爵役が城田優さん
お休みする回もあるみたいだけど

つまり演出、ファントム、シャンドン
1人3役 三刀流
すごすぎない?

以前IMYのコンサートで拝見して
素敵な方だと思ってたの

今回も堂々とした素晴らしい歌声
190cmの長身
ファントムとしての威厳が素晴らしかった

反面
セリフを言うときのエリックの
少年ぽいというより
駄々っ子のような感じが
朗々とした歌唱のときとの
ギャップが激しすぎて

まるで別人

そういう演出とは思いつつ
慣れるのに時間がかかった

オペラ座の怪人を
数え切れないほど何度も観てるから
ちょっと雑念多かったかも

比べちゃいけないね




今回の私の一番の感動ポイントは
クリスティーヌ役の真彩希帆さん

去年大我くんの音楽劇で拝見したとき
歌が上手で主役を引き立ててくれる
素晴らしい方だなぁ
とは思ってたんだけど

今回の作品では歌う楽曲が
音域も歌い方も幅広くて
それを美しい声で危なげなく
こなしていらっしゃって
こんな煌めくスターがいるんだ!って
感動して観てたら

さらに
ファントムの母親役もこなしていて
バレエを披露するのが
本当にバレエダンサーのように美しく

この方なんでもできちゃうの!?


もう1人のクリスティーヌ役の方が
体調不良で全公演休演となり
真彩希帆さんがシングルキャスト

素人目に見ても
喉にも体にも負担がかかる役

可愛らしい見た目とは裏腹に
鉄人だなぁとそこも感心する



城田さんと真彩さん
隣のホールでやってた
京本大我くん出演の
ディズニーコンサート見にいって
兄と姉のような気持ちで見守ったって
インスタに書いていて
ますますお2人を好きになっちゃった


13列センターブロック通路側のお席
横の通路を何回も俳優さんが通る
立体的な舞台でした




9月10日まで

チケットぴあで
最終日とその前日の生配信
販売するようです



◆キャスト

 

ファントム(エリック):城田優
クリスティーヌ:真彩希帆
シャンドン伯爵:大野拓朗
カルロッタ:皆本麻帆

アラン・ショレ:加治将樹
ジャン・クロード:中村 翼
文化大臣:加藤 将
ルドゥ警部:西郷 豊

キャリエール:岡田浩暉

少年エリック:野林万稔




大野拓朗さんって猫忍の方よね
あのシリーズ猫侍から好きで見てたなぁ



◆上演時間
1幕 1時間20分
休憩 20分
2幕 1時間5分
計2時間45分



◆あらすじ
19世紀後半のパリ。

オペラ座の地下深く、醜い顔を仮面で隠し闇の中で生きている青年エリック。
彼は、その姿を目撃した劇場の人々から怪人ファントムと呼ばれ恐れられていた。

歌手を夢見る楽譜売りのクリスティーヌは、オペラ座のパトロンの一人であるシャンドン伯爵に歌を認められ、
オペラ座で歌のレッスンが受けられるよう、支配人のキャリエールを紹介してもらう。

だがクリスティーヌがオペラ座を訪れると、キャリエールはすでに解任されていて、新支配人のショレが、妻のカルロッタをプリマドンナに迎え入れ、権勢を振るおうとしていた。

そんなショレに、キャリエールは「ファントムがいる地下には近づかないように」と忠告するが、ショレは一顧だにしない。

キャリエールを訪ねてきたクリスティーヌの若さとかわいらしさに嫉妬したカルロッタは、彼女を自分の衣裳係にしてしまう。

偶然、クリスティーヌの清らかな歌声を聴いたファントムは、亡き母を思いだし秘かに彼女に歌のレッスンをする。コンテストで歌声を披露したクリスティーヌは実力を認められ、「妖精の女王」のタイターニア役に抜擢される。

ところが「妖精の女王」の公演初日、クリスティーヌはカルロッタに毒薬を飲まされ、途中で声が出なくなってしまう。ファントムは失意のクリスティーヌを、自分の住処であるオペラ座の地下へ連れていく。

ファントムはカルロッタを殺害。警察とシャンドン伯爵はファントムを捜索、発見したときファントムは撃たれ傷を負う。駆けつけたキャリエール。

エリックが幼い頃から見守ってきたキャリエールは実はエリックの父。母はオペラ座のダンサー。若い2人は恋におちたがキャリエールが既婚者だったため結婚はならず。キャリエールの子を身籠った母は行方不明。探し当てたときはボロボロの姿でオペラ座の地下にいた。産み落とした子はバケモノのような見にくい顔をしていた。やがて母は亡くなり、自分の顔を見て驚いたエリックにキャリエールは仮面を与えた。

告白するキャリエール。エリックはキャリエールが父であることを知っていた。父と子としての語らいの時間。

しかしすぐに追手が迫り、逃げるエリックをキャリエールが撃つ。

エリックの顔を見ていったんは逃げてしまったクリスティーヌが戻ってきて、エリックを抱きしめる。