さて
気を取り直して
金沢旅行の旅日記
再開です
2日目は
金沢を代表するスポット
ひがし茶屋街へ
着物の女性がたくさんいる
京都と同様
そういうサービスがあるんですね
ここは
かつて茶屋街として賑わった街並みが
保存されている
美しい出格子と石畳が続く
古い街並みは
国の重要伝統的建造物群保存地区に
選定されている
五木寛之氏の作品
朱鷺の墓の舞台らしい
その中で一般公開されている
お茶屋さんが2軒ある
そのひとつが志摩
江戸時代に建てられたお茶屋が
そのまま残っていて
国の重要文化財になっている
入館料を払い、靴を脱いで中へ
囲炉裏がある
ここで荷物は無料のロッカーへ
建物がとても古いので
荷物は持込禁止なの
写真はOKだけど大きなカメラはNG
かなり急な階段をのぼります
上が吹き抜けのような感じ
2階には客間がいくつか
なかの間
壁にはたくさんの三味線
前座敷
掛け軸の下にはお琴がある
壁際には琵琶と鼓
お客が床の間を背にして座ると
その正面がひかえの間
襖がひらくと同時に
あでやかな舞や遊芸が披露された
今は太鼓が置いてある
ここで芸妓さんが演奏している
ビデオが流れてました
通りに面した廊下は
まだ涼し気な夏のしつらえ
釘隠しは兎さん
反対側にまわるとまた違う雰囲気
窓から見おろすと中庭がある
向こうにもお部屋
そこははなれ
下に降りるには
きたときとは別の急階段
これを上り下りするって大変ね
しかも当時は着物だし
下りるとそこは台所
徳利がたくさんある
井戸もある
でもお料理は仕出し屋からお取り寄せ
台所の奥には石室
食料の貯蔵庫だったらしい
内部に井戸も掘られている
さっき見下ろした中庭
風情がある
典型的なお茶屋の庭で
春日燈灯、月見燈灯、槍燈灯が
配置よく佇んでいる
中庭が見える縁側には
大きな蛙
帳場
江戸時代の風情を味わえました
といっても
江戸時代に生まれていたら
ご縁のない場所だろうけど
外に出て歩いていたら
見覚えのある名前
不室屋
六本木ミッドタウンの
サントリー美術館の隣のカフェ
ここに本店があったのか~
タイムトリップしたような場所
甘味処がたくさんあったのに
お腹いっぱいで立ち寄らず
残念
また今度