先日新宿御苑に行ったとき
とてもきれいに作られていた菊花壇




その中で

あれっと思ったのがこれ


嵯峨菊


思い出したのが
去年秋に行った京都嵐山で見た
嵯峨菊


見たのは大覚寺にて

入口はいると早速嵯峨菊


大覚寺はもともと
嵯峨天皇の離宮嵯峨院の一部

天皇崩御の後
876年に寺になった

その後一時荒廃していたのを
1307年に後宇多天皇が入手し復興


 

 

中へ入ると

まわりに菊が植えられていて



嵯峨菊の説明があった

1000年以上昔から
大沢池に自生していた野菊から
作られたもの


お庭にはたくさんの嵯峨菊




こんな感じで展示されていた



普通の菊のイメージとは全然違うの




お庭に面してるのは宸殿

重要文化財

江戸時代はじめの
後水尾天皇の皇后
東福門院が使用していた
女御御所の宸殿を移築したもの



牡丹の間の絵は
狩野山楽の「牡丹図」

天井は折上小組格天井



他にも素敵なお部屋があった

狩野山楽の紅梅図



端まで行くとそこは大沢池

自然と調和して建てられている


お庭ごしに先ほどの宸殿を見る

とても広いお寺なの


廊下も風情がある

村雨の廊下



あら、出口にきちゃった


ここに来たのは
以前見たうさぎの絵が見たかったから

見逃したみたい
どこにあったんだろう?

お寺の方に聞いたところ
今は非公開なんですよ
とのことガーン

あーん、残念えーん


後で調べてみたら
うさぎの絵があるのは正寝殿

重要文化財で通常非公開
定期的に公開されるわけでもない


以前見たのは
たまたま公開されてるときに見たのね


次はいつ公開されるんだろう?

 

 

実は去年の京都旅行

まだ整理してないのがいっぱいある

写真見たら思い出すんだけど

どうしよう

このまま忘れちゃうのかな