今日の東京は晴れて晴れ

初夏のような陽気

 

どこも桜が満開ですね~

 

 

 

さて、だいぶ前

先月のことですが

 

ちょっと足を延ばしてお散歩

根津神社


日本武尊(ヤマトタケル)が
1900年近く前に創祀したと
伝えられる古社

久しぶりに行ってきました




神橋の向こうに立派な楼門




有名なツツジはまだ青々としてた

この陽気で咲き始めたかも


本当に立派な楼門です




楼門をくぐって中に進むと




左手に舞殿




奥の唐門を通り中へ




社殿は宝永3年(1706年)

六代将軍・徳川家宣が
氏神根津神社にその屋敷地を献納し
そこに造営されたもの

権現造り(本殿、幣殿、拝殿を構造的に一体に造る)の傑作

権現造りの

本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の

全てが欠けずに現存し

国の重要文化財に指定されている




その見事な社殿を見上げると

銅製の丸瓦や鬼瓦、破風など

いたるところに
数えきれない卍のマーク

神社なのになぜ卍?

唐門にも卍がたくさんで気になっていた



卍といえば


マジ卍 (ちょっと前のJK用語)
ナチスのシンボルマーク


が思い浮かんでしまうけど

そうじゃなくて たぶん
仏教の宗教的象徴


調べてみたら


江戸期は神仏習合で
吉祥の印として
神社でもしばしば卍が使われていた

明治維新後の神仏分離で
多くの神社は瓦の葺き替えなどの際に
卍模様を外していったが

根津神社は国の重文なので
デザインを変えられなくて
今も卍柄が残っている



ということらしい

 

重文指定されると色々大変なのね



西門から出ると


千本鳥居に続いて乙女稲荷


千本あるか数えてないけど

迫力はすごい



千本鳥居の近くには
徳川家宣胞衣塚

家宣の胞衣(胎児を包んだ膜と胎盤)を
埋めた塚がある

それをとっておいたの?

将軍の出産ってすごいね



庚申塚もあって



なかなか味わい深いところ

 

2月はまだ寒くて

人出も少なかったけど

今は賑わっているのかなぁ

 

ツツジの季節も行ってみたいけど

今年もガマン かな