もう2週間以上前ですが

蓼科旅行の続き



急に蓼科に行くことになって
宿泊は諏訪湖畔

湖が一望できるホテル


近くにあって
絶対行きたいと思ったのが
数年前にたまたま寄って感動した

北澤美術館



ガラス作品が好きなので

今年の初め
東京都庭園美術館で開催されていた
ラリック展

楽しみにしていたのに
突然休館しちゃったから
見に行けなかったぐすん


庭園美術館のラリック展も
多くの作品が北澤美術館のもの


同じ作品が見れるとは思わないけど

ここは
アール・ヌーヴォーからアール・デコの
ガラス工芸を専門に収集展示していて


ラリックだけでなく
エミール・ガレとドーム兄弟の作品も
とても充実している



一歩展示室に足を踏み入れると

いきなり代表作ビックリマーク

エミール・ガレ
ひとよ茸ランプ 




エミール・ガレ
セイヨウオキナグサ文台付花瓶


色の異なるガラス層を重ね
上の層を削り取ることで模様をつくる
カメオ彫りという高度な製法で
作られている




エミール・ガレ
イヌサフラン文耳付鉢


寄木細工にヒントを得た
マルケットリーという
高度なガラスの象嵌装飾の技で
作られたもの



花図鑑と呼べるほど
様々な種類のお花をとりあげた
ドーム兄弟の作品群

ガレやラリックほどの知名度はないけど
ガラス作品の中では一番好きハート




今回一番魅せられた

ドーム兄弟
春草文花瓶《矢車菊とモクセイソウ》




絵柄の背景は「ジブレ(霧氷紋)」と呼ばれる
ざらざらした質感の仕上げ

その上に野に咲く花をエナメル絵付け


見ているだけで幸せになれるドキドキ


ショップにレプリカ売ってて
かなり心動かされたけど、、、

本物とはやっぱり全然違うの
なんか、つるっとしてる
そりゃそうだ

だいぶ違うものを持ち帰ったら
記憶が塗り替えられそうなので
やめました




ドーム兄弟
すみれのシリーズ
花瓶、平鉢、碗、耳付蓋物


ドーム兄弟の一番人気のシリーズ





肝心のラリック作品も


ルネ・ラリック
花瓶《蝶》




ルネ・ラリック
ランプ《六人の踊り子》




ルネ・ラリック
花瓶《バッカスの巫女》




他にも色々
ガラス欲は満たされました~ラブ


見た後は併設のカフェで休憩

諏訪湖が目の前

ショップで何買うか、頭を冷やして考える



行く前はショップで色々買いたいと思ってたけど
展示された本物を見た後は
うーん、ってなっちゃって

本物の輝きにはかなわないよねー
って見たからこそ思ってしまった

 

ショップの営業妨害をするつもりじゃないのよ



じゃぁ
レプリカじゃなくて本物って手に入るのか

調べてみたところ

ラリック社は存続してるのでお金さえあればオンラインで買える

もちろん展示品とはデザインが違うけど

ドーム兄弟のものはアンティークが出回っていて
都内であれば出張販売してくれるショップがある

しかし、いずれも庶民が手を出すような値段ではない
爆  笑



ときどき美術館に行って
目の保養を楽しむのがよさそうニコニコ

 

結局ショップでは

展示品とは全く関係ない

ベネチアングラスの製品を

買って帰りましたハート