古墳のメッカといえば

ヤマトのあった畿内地方

 

でもね

群馬県

東日本の中では結構すごいらしい


調べてみると

高崎市にある

上毛野はにわの里公園」に

 

保渡田古墳群と呼ばれる

八幡塚古墳(はちまんづか)

二子山古墳(ふたごやま)

薬師塚古墳の3つの前方後円墳があり

 

そのうち、八幡塚古墳・二子山古墳

復元整備されている


3つの古墳は

約1,500年前の王族が葬られた墓で

いずれも墳丘長約100メートル

 

広大な二重の堀に囲まれ

たくさんの埴輪が並んでいたらしい


中でも

八幡塚古墳

築造当時の姿に復元されている!

 


近くにはかみつけの里博物館もあり

色々勉強できそう


樹々に覆われた古墳を見て

古代に思いを馳せるのもいいけど

 

古墳初心者は

作られた当初の姿を見たほうが

わかりやすいのではないか

と思い先週行ってきました



まず行ったのはかみつけの里博物館



ここは出土した埴輪だけでなく

当時を再現した模型が展示されていて

色々学べるところ


一番印象的だったのは

築造中の八幡塚古墳

復元した模型



古墳の手前には

埴輪製造エリアも復元されている





古墳に葬られた王が

生前政治や祭祀を行ったとされる

王の館「三ツ寺I遺跡」の復元模型下矢印

この遺跡は

日本で初めて発見された豪族の館

 

 


こういう説明を読んでいつも混乱するのは

王と言ったり豪族と言ったりすること

 

王と豪族は同じように使われている


私の中ではだいぶ違うんだけど
ここはもっと調べてみないと



外にでて八幡塚古墳

1500年前の姿を4年かけて再現
これか~!

 


古墳データを見ると、

  • 全長96メートル
  • 内堀、外堀、外周溝により三重に区画
  • 4つの中島
  • めぐらされた円筒埴輪の数は、6,000本以上
  • 内堤には2か所の形象埴輪配列区があり、100体以上の人物や動物埴輪が出土

 


確かに全体が三重にぐるっと

円筒埴輪に囲まれている


これはボランティアが作ったものなの?
つい最近作られたものもあった



これは

古墳を守るガードマンの埴輪

古墳の一番外には

盾を構え怖い顔をした

兵士の埴輪が並んでいたそうです

 

 


内堤の一角にあった

埴輪群像の復元

当時の様々な儀式の様子が

再現されているらしい



墳丘から中島を見下ろす

中島も円筒埴輪で二重に囲まれている



後円部頂上に階段があって

下りていくと

王の棺(舟形石棺)の実物が見学できる


下りて、後円部を横から眺める




これまでの裏山的な

古墳のイメージは

これで随分変わった

 


作られた当時はこんな姿だったんだビックリマーク



次は二子山古墳

ここは、発掘前の古墳の形状を

できるだけ変えない手法で整備

 

1500年の時の経過を感じさせる姿
全長108メートル

 


前方部左斜め前から見ると

くびれ部がよくわかる



色々と勉強になった



まだまだ墳活は続きます