今日の東京は暑かったけど

札幌も同じくらい暑かったっぽい

 

先週の寒さが嘘のよう

みなさん体調は大丈夫かな

 

 

さて札幌旅の続き

 

札幌公園巡りの最後は

モエレ沼公園


ここは元々ゴミ処理場だったところ


世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチ

人間が傷つけた土地をアートで再生する

と言って自ら希望して計画に参加

 

全体をひとつの彫刻作品とする

というコンセプトでデザインした総合公園


ノグチさんは初めてこの地を訪れてから

瞬く間にマスタープランを作り

 

誕生パーティーで

公園の2000分の1の模型が披露されるも

翌月病気で急逝


ノグチさんの遺作のような公園ですね


これまで巡った

花が咲き乱れる公園とは

だいぶ雰囲気が違って

 

どこを見てもアートビックリマーク


モエレ」ってなんだろう?


公園のHPのFAQに答えがあった


アイヌ語の「モイレペツ」が語源


「モイレ」は「静かな水面」・「ゆったりと流れる」

「ペツ」が「川」


モエレ沼(正式名称:篠路新川)は

豊平川が自然河川として流れていた時代

たび重なる洪水や氾濫で出来た河跡湖

現在は雁来新川とつながっている


つまり

ゆったりした川があふれてできた湖?

違うかも・・・

 



入口を入ってすぐ見えてくるのは

ガラスのピラミッド

これは公園を象徴するモニュメント


レストランやイサム・ノグチギャラリー

ショップ、公園管理事務所が入っている


休憩場所として使えるアトリウムもある

 


近づくと

上のほうの窓が開いているびっくり

これって、開くんだびっくり


屋上に登ってみる

ガラスのピラミッドの向こうにはモエレ山

 


屋上から下に降りる途中

1階の広いアトリウム1を見下ろす


とても印象的な造り


修学旅行なのか

学生さんたちが休憩してる

 


2階のアトリウム2

休憩場所にしてはとってもおしゃれ

 

壁が全て透明なガラスなので

広い公園と一体化したような

ゆったりした気分になれる



モエレ山

不燃ゴミと公共残土を積み上げ造成された

人工の山ビックリマーク


麓からの高さは52m

 

 


モエレ山には登らず歩いていくと

見えてくるのはテトラマウンド


奥にはプレイマウンテン
右端に小さくミュージックシェルが見えている


テトラマウンド

直径2mのステンレスの円柱を三角に組み上げ

真下に芝生の円いマウンドを盛り上げた

シンプルでダイナミックなモニュメント


近づくと下のマウンドには

タンポポが咲いている




ミュージックシェルは舞台

この半球形の建物は

反響板を兼ねているそうだ


夏には野外コンサートがあるのかな

 


観客席は正面のプレイマウンテン

瀬戸内海の犬島から運んできた

花崗岩を99段積み上げている

 


海の噴水もモエレビーチも

残念ながらまだお休み


きっと夏は

とっても賑わうところなんでしょうね


着いたのが16時過ぎで

レンタサイクルが終わってしまっていたけど

 

とても広いのでもっと早く行って

自転車でまわったほうがよかった


季節を変えてまた訪れたいところです