FA投手の獲得や外国人の強化で例年になく充実しそうな今季ファイターズの先発陣。名護キャンプでGAORAの解説陣がマーフィーのブルペン投球を見ながら、誰が貯金をつくれるかなどについてコメントしていました。
「伊藤大海、加藤貴之、山﨑福也の3人で10個ぐらいの貯金をつくれれば、後の投手が1つ2つでも十分に戦える」と話したのはゲスト解説の谷繁元信さん。この冬、殿堂入りしたレジェンドの見立てです。まあ、順当なところですが、だれか忘れているような感じも…。
すかさず、同席していた鶴岡慎也さんが「契約の金額で言うと、バーヘイゲンに活躍してもらわなければ困ります」と補足しました。年俸3億5千万円ですから、そりゃあ、貯金もいっぱい作ってほしいです。でもメジャーでは中継ぎ専門でした。先発ではどうなんでしょうか 日本の打者は甘くはありません。
そして、ブルペンに入っていたマーフィー。この日解説していた両氏に加え、岩本勉さんの3人とも、明確な評価はしていませんでした。谷繁さんは、投球フォームを見て、「投球後の指先の感覚が、あまり繊細ではないような…」と意外なところに気を留めていました。
キャンプ第1クールが終わったばかりですが、これまでのところではほかにも先発として期待できそうな投手は多いです。北山、根本、鈴木、金村らがローテーション入りを狙っています。
北山はフォーム改良が成功しているようです。ストレートがズバッと決まっています。紅白戦を見ても今年は昨年以上にやってくれるような気がします。根本は昨秋の侍ジャパンでの経験を基に、冬を越してぐんぐん成長してい感じがしますね。鈴木、金村も昨年以上の成績を期待したいです。
とはいえ例年、今の時期は期待が膨らむ一方で、報道も何を書いても書いたもの勝ちの状態。これから1人落ち、2人落ち…シーズンに入ってもさっぱりということが多かったのも確か。開幕ダッシュに出遅れて、どこまで行っても離される…ってなことにならないよう、今年こそお願いしますよ。
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