27日のvs読売戦は3-2勝利のナイスゲーム。上沢が志願して九回も登板、123球、魂の完投勝利です。打者では、浅間が横浜高の後輩・万波のミスを救う決勝3号ソロの活躍でした。
ゲームは三回裏、先頭の水野がライトへの2塁打。送って1死3塁としたところで、ヒットエンドランのBIGBOSSサインが出て1点を先制。続いて、松本の2塁打、浅間の3塁打と連打で加点。2-0とリードします。
しかし、五回表、2死2塁で中山のライト安打を万波が後逸。ボールはフェンスまで転々とし、打者の中村まで本塁に還ってきました。万波、痛恨のエラーです。試合後にはベンチで目を潤ませる万波の姿がありました。
この万波を救ったのが横浜高校の先輩・浅間。八回の勝ち越しソロは戸郷の変化球をうまく救い上げた値千金の当たり。この日は3安打2打点の大活躍で、ヒーローインタビューでは「明日は万波がやってくれるでしょう」と後輩の活躍を促していました。いい先輩です。
上沢は八回を終えて100球を優に越していたので、交代を予想していました。外野席では、「北山は厳しい3連投。石川直あたりかな?」なんて話をしていたのですが、上沢の続投で、球場内には温かい拍手が沸き起きりました。
ヒロインでは、「ヤクルトとの3連戦っで魂をうごかされた。多くの投手も使ったし、今日は自分が長いイニングを…」と優等生発言。九回の続投も自身が志願してのものだったと、試合後のラジオで放送していました。大したものです。ファンの魂も震えました。
上沢を支える野手陣もいい守備が続きました。八回、華麗なスライディングキャッチを見せた中島、九回にあわやヒットになりそうな当たりを好捕した水野ら、いい流れが出てきました。
一人参加していない人がいます。チャンスに決定打が出なかった清宮。ここで1本出れば…という場面が2度もありました。これを克服できれば、チームの成績は急上昇するかも…。覚醒を待ちます。
そうそう。読売・中田翔が試合前の練習でレフトに来た際、スタンドのお客さんに挨拶をしていました。「お帰り」の拍手が送られていましたよ。試合には出ませんでしたが…。
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