オープン戦、例年とは違い、ファイターズの調子が良すぎるような感じです。12日のvs広島戦は、新庄BIGBOSSから監督として全権委任を受けたLITTLEBOSS・近藤健介の采配がズバリ当たり、万波がまたホームランを打ったりするなど4-1で勝っちゃいました。開幕までに、息切れしなければいいのですが…。
クラーク博士の銅像が指さしている先は、「遥か彼方にある永遠の真理」(羊ヶ丘展望台のHPより)だそうです。ファイターズの選手たちも彼方の「日本一」を目指してしのぎを削っています。
新庄BIGBOSSの方針の下、レギュラーを確約されている選手はおらず横一線。現在のファイターズが調子いいのは、レギュラー獲得を目指す選手たちが手を抜かず、調整段階から本気でゲームを戦っているからに他ならないでしょう。
本日は先発の上沢が5回を毎回10安打と打ち込まれながら、得点は1点しか許さずに凌ぎ切りました。六回から井口→宮西→杉浦→北山と繋ぎ、無失点リレー。故障明けの杉浦はまずまずの仕上がり具合。北山なんかは、クローザーを任せても…との期待さえ出ています。今季の勝利の方程式はがっちり固まりそうな様相です。
一方、打線は万波のほか、石井が3打数3安打。石川が2安打1打点。レギュラー争いが厳しいポジションの選手たちが燃えている感じです。BIGBOSSの狙いが的中しています。
ただ、それに伴い、野村のように故障者も出ています。練習で燃え上がるのも結構ですが、アクシデントは困ります。そこはプロですから、うまく調整するのでしょうが…。
長年のプロ野球の歴史の中では、オープン戦でいくら調子が良くても開幕と同時に勝てなくなるチーム、打てなくなるバッター、打たれるピッチャーが出てくるのは避けられません。むしろ、そうなることの方が多いように思えます。BIGBOSSには、こういった面でも、プロ野球の常識を打ち破ってほしいです。
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