27日のvsロッテ戦はまたも元気なく3-8で敗戦でした。これで24勝39敗7分。借金15、首位と11ゲーム差です。普通なら「監督休養」という危険水域に差し掛かるところです。
昨季、オリックスの西村徳文監督が辞任した時の成績は、16勝33敗4分、借金17、首位と12ゲーム差でした。この球団は監督解任劇が結構あって、2015年の森脇浩司監督が休養したのは19勝34敗1分、借金15、自力優勝消滅のタイミングでした。
ウチの場合、栗山英樹監督の後継は稲葉篤紀さん(侍ジャパン監督)というのが既定路線と言われ、本来は2020年のオフに交代しても良かったのですが、東京五輪の延期により、それは叶わず、栗山さんが続投しています。
今季開幕前の順位予想でもハムは5位か最下位予想が圧倒的に多く、その理由として、「長く監督をやってきたせいで、栗山監督の手の内がすっかり読まれている」とする解説者もいました。
29日から楽天と2連戦ですが、連敗が続くと、30日には自力優勝が消滅します。最悪の事態を予想したくはないのですが、そうなれば、「監督休養」(事実上解任)も現実味を帯びてきます。
じゃあ、だれが監督代行 これまでの他球団の例を見ると、ヘッドコーチが代行を務めることが多いようですから、小笠原道大さん(打撃コーチ兼任)でしょうか。でも、「チャンスに打てない打線をコーチしている人じゃねえ」という声があるのも確かです。
いっそのこと、五輪前まで何とか乗り切って、「五輪が終わったら稲葉さんに来てもらおう」という話はないのでしょうか。稲葉さんは球団のSCO(スポーツ・コミュニティ・オフィサー )を務め、ハム所属の人です。ない話ではないでしょう。
とはいえ、日本で開かれる五輪の野球代表を率い、日の丸を背負って戦い、成績はどうあれ、重圧から解放された直後に成績不振のチームの監督(代行)というのは、どうにも就任の舞台が整っているとは言えません。日本代表監督に対して失礼ですよね。
じゃ、どうなるんでしょうか、このチームは 個人的には小笠原さんで行くしかないかなあとは思っていますが…。とにかく、楽天戦に全力を尽くしましょう。
よろしければ、クリックお願いします。