原田ひ香さんの新刊、6話+エピローグの連作短編集でした📖


夫と食事の価値観が合わず、離婚を切り出されてしまった沙也加が「雑」でアルバイトをしていくうちに、少しずつ変わっていくお話。


同じく「雑」の店主・みさえも、沙也加と出会って変わっていきます✨


後半は「中国で変な風邪が流行っているという噂…」から始まり、コロナ禍も描かれています💦


もう、小説の中でコロナ禍は外せなくなりつつあるのかな💧


でも、コロナ禍があったからこそ「雑」のこれからを見直せた…という良い展開になっています🍱


ちょっぴり暗い雰囲気は、原田ひ香さんらしかったけれど、最後の1頁で温かい気持ちになった1冊でした🍀