第2回警察小説新人賞を受賞のこちらの本📖
今野敏さん、相場英雄さん、月村了衛さん、長岡弘樹さん、東山彰良さんという錚々たる方々が選考委員というだけで、期待大でした!
警察×民事訴訟、そして警察の訟務係が主人公の新ジャンルとのこと👮
同じ日に起きた、交通事故と警察官の発砲事件を軸に話が進んでいきます。
前半で…これは思っていた警察小説とは違うなと💦
訴えられた警察官を護るために、裁判に勝つための証拠を平気で捏造する…
「真実」ではなく「勝利」に力点をおき、嘘をつく前提の裁判…
こういうのを警察小説というのか…と愕然としてしまいました💧
とりあえず、プロローグがどう展開するのか気になったので読みましたが…うん…私には合わないお話でした💧
帯に「この新人がデビューしたら、私の立場が危なくなるんじゃないか、と思うくらい評価した」と今野敏さんが書かれています。
きっと、力のある作家さんなんだと思います👑
自分の感想はともかく、これから面白い警察小説を描く作家さんになってくれるといいなと思う1冊でした🍀