大宮署の刑事・蝶野未希は、17年前に息子の遥希を亡くした…
雪の日に、廃工場の冷蔵庫に閉じ込められて死んだのだ、犯人は捕まっていない…
ある日、大宮駅前で車の爆破事件が起こる…
被害者の三上は、遥希の葬儀を執り行った葬儀社の社員だった…
さらに数日後、三上の同僚だった男もまた、大宮駅前で刺殺される…
17年前の事件が、時を超えて動き出す📖
お邪魔しているブログで紹介されていたこちらの本!
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作だそうで、粗筋も私好みだったので読んでみました♪
現在起こっている事件と、17年前の事件が繋がった時、意外な真相がみえるという展開!
各章の最初に書かれている部分が犯人の様子だとはわかるのですが…誰なのかは全くわからず💦
17年前に子供を亡くした警察官夫婦…2人が全く逆の道を選び、お互いを大事に思いながらもすれ違ってしまうところが切なかったです💧
そして後半は怒濤の展開、いやいや…この人が悪人だったの?と驚きました。
ずっと胡散臭いと思っていた大学生のハルの正体には気がつけたと思っていたのに、予想を超えてきました(笑)
斎堂琴湖さん、56歳にしてデビュー作とのこと👑
また次の作品も読んでみたいと思う1冊でした🍀