楽しみにしていた伊岡瞬さんの新刊です!


今回は《痣》の続編、真壁刑事&宮下刑事が登場します👮


神田川の排水口から見つかった死体…その事件を追う刑事と、虐待をうけていた母娘を保護した独り暮らしの老女、2つの視点で物語は進みます。


捜査に加わる女子大学生に「?」となりながらも、どこでどう繋がるのかワクワクして読みました!


面白かったのに…結局「公安」か💦


いつものごとく、事件を隠したり何でもありになってしまい、ちょっと残念💧


それでも真壁と宮下のコンビの掛け合いを楽しめました♪


危険にさらされながらも救出を優先した宮下が「あそこで逃げるくらいなら、初めから警官になんてなりませんよ」と言うシーンに痺れました(笑)


不満や鬱屈が集まり、ひと筋の流れとなり、その流れが集まり小川となり、やがて合流し大きな川になる…


そんな世の中を想像し、ちょっぴり寒気のした1冊でした🍀