第21回このミス大賞を受賞したこちらの本。


このミスは私にとっては当たり外れがあるので積極的に読まないのですが、こちらはお邪魔しているブログで高評価の方が多かったので読んでみました♪


レビー小体型認知症を患っている祖父が、その孫の楓が持ってきた謎を解いていきます。


ひとつの謎に、いくつかの物語を紡ぎながら真実を見つけていくスタイルは面白かったです✨


でも…忙しい合間に読んだせいか、前半は乗り切れなくて挫折寸前でした(笑)


そこを踏ん張って読んで良かった、後半は俄然面白くなります❗


楓のストーカー絡みの伏線回収も見事だし、そこまでのお話の登場人物のその後についても描かれていてホッとしました。


ラスト…楓がどちらを好きになったのか…続編を読んだらわかるのかな💦


正直に言うと…安楽椅子探偵ものがあまり得意ではないので、続編は読まなくてもいいかなと💧


なので、楓がどちらを好きになったか知っている方は、こっそり教えてください(笑)


なにはともあれ、小学校の校長だった祖父がとても魅力的だった1冊でした🍀