離婚して一年…

荒んだ生活を送っていた幸彦は一念発起し、山の上にある「学校」へ通い始める…

そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた📖





好きな作家さんのおひとり、近藤史恵さんの新刊です!


男性だけに家事を教える学校のお話…まず、校長先生の話す家事の定義に納得。


「家事とは、やらなければ生活の質が下がったり、健康状態や社会生活に少しずつ問題が出たりするのに、賃金が発生しない仕事、すべてのことを言います」


そして「賃金の発生する労働とくらべて、軽視されやすい傾向があります」


まさしくその通り…


家事をやらない人がたまにすると「手伝った」「やってやった」そういう感じを出してくるのがムカつきます←うちの旦那(笑)


この本の主人公、幸彦は気がついて変わることができて本当に良かったです✨


こういう本を、家事をしない男性に読んでもらうにはどうしたらいいんだろう…そんなことを本気で考えてしまう1冊でした🍀