裏の顔を持つ住宅メーカー総務部長…
2トントラックを乗りこなす宅配ドライバー…
敏感すぎるセンサーに悩むパン屋アルバイト…
逃げた夫に代わり経営者になった清掃会社社長…
頑張りすぎるあなたの背中を優しく撫でる、新時代お仕事小説📖
先日読んだ《敬語で旅する四人の男》が良かったので、スピンオフ的な位置付けのこちらの本も読んでみました!
まず…今さらですが…図書館でこの本を探している時に「麻宮(まみや)」を「あさみや」と勘違いしていたことに気がつき、本棚を前に恥ずかしくなりました(笑)
こちらのお話は、自分らしく生きている四人の女性をそれぞれ主人公にした短編集です。
全ての話に《敬語…》に登場していた斎木くんが絡んできます♪
女性ならではの悩みや、持って生まれた特性を抱えながら日々働く女性たち…こういう話を読むと、まだまだ生きにくい世の中なんだなと思います💧
そんななかでの斎木くんのなんの計算もない率直な言葉がふと心に響いたり。
斎木くんが主語のない質問を聞き返す場面が印象的でした…私も知らず知らずのうちに、そういう言葉の使い方をしているような気がします💦
それぞれの女性が、斎木くんと絡むことによってまた強くなっていくように感じた1冊でした🍀