事件ライターの弟の隣人の失踪をきっかけに、主婦の今立晶はマンションの住人たちを調べることに…

死体はない、証拠もない、だけど不安が拭いきれない…

ある夜、帰宅途中の晶のあとをつけてきた黒パーカーの男は誰なのか…

平凡な日常に生じた一点の黒い染みが、じわじわと広がり心をかき乱す📖





ずっと読みたかった織守さんの本、ようやく出会えました!


最初からザワザワする展開で、コンビニ帰りの土屋にふりかかった出来事に驚きました←そこまでは土屋が主人公だと思っていました(笑)


犯人と「スタイリスト」が誰なのかは、わりと早い段階で気がつきましたが、その背景までは想像できず…小崎と彩が話をする伏線回収場面は楽しめました✨


ライターの小崎がさえていて、元ヤンの姉・晶の男前さ、加納彩の徹底した裏表キャラ、登場人物も魅力的に描かれています♪


ラスト…彼だけがなんとなく「蚊帳の外」でしたが、ある意味それも良かったのかな。


アップルパイを買って帰る彼に、なんだかホッとした1冊でした🍀