フィギュア・スケートの世界で競った塩澤と志藤…

だが、塩澤はライバル心の裏に別の想いを秘めていた…

二人ともに屈託を抱いていたコーチ・ミラーの転落死から、互いへの想いに悪い噂と猜疑心がたちこめ始める📖






織守きょうやさんの新刊だったので、内容もよく見ず予約していました!


読み始めて…ミステリー?いや、まさかのBL?(笑)


元スケーターの塩澤と、現役スケーターの志藤の視点が交互に語られ、「offstage」として描かれている場面は不穏な雰囲気で、何かある…と期待させてくれます!



だからこそ…その場面の意味がわかった時はちょっと拍子抜け(笑)


そして、ラストはミラー本人の視点で転落死の真相が語られます…なるほど、そういうことね…


帯にある「《花束に毒》の衝撃ふたたび」ではなかったですが(笑)、楽しめた1冊でした🍀