父は私たち姉妹が子供の頃、外に女を作って家を出た…
女手一つで育ててくれた母は、過労で数年前に亡くなった…
私は成人し教員に、妹は受験生として頑張っている…
すべて忘れて過ごしていたはずなのに…
小学校の授業参観の日、あの女が現れた…
可愛らしい女の子の母親として📖
2冊読んで、私好みの作家さんだなーと思った八重野さん…こちらの本も読んでみました!
小学校教員の和奈、その彼氏の村山先生、事件を捜査する刑事、3つの視点で話が進んでいきます。
父親を奪った西井千賀子が追いつめられる様子がリアルでした…もうそうするしかないのか?と私も思ってしまうくらい💦
なんとなく展開は見えてしまったのですが、それでもどんでん返しまで楽しめました♪
恨みは連鎖する…その憎しみと悲しみを次に渡さないと決意する彼女を応援したい気持ちになりました。
タイトルの意味は読むとわかるのですが、なんとなく手に取りにくい表紙をしているのが勿体ないような気がする1冊でした🍀