函館にある医療刑務所分院に勤める矯正医官・金子由衣は、不摂生の塊のような妊婦・敏江を受け持つことになる…

難産の末、重い障害を抱えた女児を出産した敏江は、その数日後に死亡する…

リスクだらけの身体なので、何が起きてもおかしくはなく、司法検視の結果も問題はなかった…

しかし、その2週間後、「死にたい」が口癖の緑内障の受刑者・明美が死亡した…

死因が敏江と似ていることから、院内に緊張が走る📖





前に読んだ《ここでは誰もが嘘をつく》の続編です!


《ここでは誰もが…》のラストで医療部長の浅井と看護師の北条が何かをやらかした記憶はあるのですが、ハッキリ覚えていなくて。


ふたりの名前がチラチラ出てくるのですが、結局なにをしたか書いていないので思い出せずもどかしかったです←本筋には関係ないので忘れていても大丈夫です(笑)


今回は医療刑務所内で起こったふたつの「死」の謎が解かれていきます。


ネタバレになるので詳しく書けないのが残念ですが…そんな方法が?と驚きました!


この本を読んだ人がマネをしないかな…と、ちょっぴりドキドキしてしまった1冊でした🍀