15歳の少女が教室で同級生を刺殺した…

少女は犯行の動機を二転三転させる…

篤志面接委員として加害者少女と面会した私は、彼女から「私の本当の犯行動機を見つけてください」と告げられる📖




好きな作家さんの一人、小林由香さんの新刊です!


篤志面接委員として矯正施設での相談に乗る白石結実子と、文高社の文学編集部の小谷莉子の二人の視点で物語は進んでいきます✏️


同級生を刺殺した美月がネットにあげたある言葉のせいで、新人文学賞を受賞した青村信吾が巻き込まれていく様子は辛かったです💧


人の悪意、後悔、何が正しくて何が間違っているのか、どうすればよかったのか考えさせられました💧


そして…またもや仕掛けに気がつかなかったです💦


それに気がつかせる美月の言葉はあったのに…いや、これは誰もがわからない仕掛けだと思います←有りか無しかと言われると難しいですが(笑)


そして先日読んだ《初めて会う人》と同じく、その人にとって殺意が芽ばえる言葉というものがあるのだなと💦


ネットでもリアルでも、言葉の怖さを痛感した1冊でした🍀