男手一つで育ててくれた父が死んで、鎌倉のカフェを引き継いだ香良…

ある日、離婚した親友が押しかけてきて、いつのまにかシェアハウスを始めることに…

次々やってくる入居者たちは、みんなちょっとワケあり…

家族だから言えない、家族だから甘えられない…

ひとりぼっちになった住人たちが見つけた新しい形の物語📖





年末に購入した《ダ・ヴィンチ》で、越智さんのインタビューと共に紹介されていて読みたいと思ったこちらの本!


昭和生まれだけのシェアハウス…ツッコミどころは色々ありますが、やっぱりこういうお話はいいなと♡


シェアハウスの5人、そしてお隣さん、個性的でクセがあるのですが絶妙なバランスで憎めない(笑)


あゆみの事情は、わりと早めに察することができましたが…香良の母親絡みのことは予想外でした❗


悩みを抱えた住人達の問題が解決したわけではないけれど、それぞれが前向きになったことがわかるラストが良かったです✨


巻末に手書きのカレーレシピ、そしてこの本に協力してくださった方々のお名前が載っていて、更に温かい気持ちになった本でした🍀