薬丸岳さんの新刊です📖


こちらもこれから読む方もいらっしゃると思うので、感想はサラッと(笑)


傷害致死事件を起こし刑務所にいた蓮見亮介…


その身元引受人となった従兄弟、弁護士の村瀬快彦…


二人が川越の快彦の家で一緒に暮らし始めるところから物語は始まります!


快彦が亮介といることで少しずつ変わっていき、元彼女の織江に母親の話をするシーンは泣けました💧


快彦と父親の「あること」がわかり、亮介が起こした事件とどう繋がるのか…徐々に明らかになる真実に引き込まれました✨


薬丸岳さんの作品らしくテーマは重いのですが、優しい雰囲気のある1冊でした🍀






《爆弾》の続編、タイトルに《爆弾2》と入っているのがわかりやすくて嬉しいです📖


今回は、爆弾魔・スズキタゴサクの裁判中に起こる籠城事件が舞台です。


前作で、ラストに向けてのスズキタゴサクVS警察のやり取りが長く疲れてしまったのですが…今回は最後まで面白かったです!


前作の登場人物が次々と出てくるなか、気になっていた「彼」はその後どうなったのだろうと💦


後半になって「彼」が出てきた時は、嬉しくなって名前を呼んじゃいました(笑)←MVPかもよ。と言われていた人です👑


湯村と立花のやり取り、柴咲と啓一の絆、伊勢の機転、ホロッとしたり温かい気持ちになる場面も多かったです✨


そしてスズキタゴサク…相変わらずイラッとするのですが、不覚にも少し響く言葉もありました💧


そして《爆弾3》は間違いなくありますね…スズキタゴサク、ダイエットするのかな(笑)


また続編を楽しみに待ちたいと思える1冊でした🍀





町田そのこさんの新刊です📖


こちらもこれから皆さんが読むと思うので…感想はサラッと(笑)


見事な構成でした!


1章に出てくる謎の老人・葛城  平が、どんな人生を送ってきたのか…


葛城  平に関わった人達を描くことによって、それが少しずつ明らかになっていきます。


LGBTQや男尊女卑をうまくからめた時代の対比も、両方を生きる私たち世代には刺さると思います。


エピローグでの「どれだけ苦しい生活でも、大切な出会いや育みは止められない」という悦子の言葉が響きました✨


誠実に生きた葛城  平が、とても愛おしく思える1冊でした🍀