《科捜研の砦》岩井 圭也ブロ友さんに教えて頂いた《最後の鑑定人》がとても良くて、その続編を楽しみにしていました📖今回は前日譚になっていて、土門が科捜研に所属していた時の4つのお話です。尾藤との出逢いは書いてありましたが、結婚までの経緯は指輪を通してチラッとだけで、少し残念(笑)4話目の、土門が信頼していた「鑑識の神様」こと加賀副所長のお話は切なかったです💧加賀副所長と土門の2人で「科捜研の砦」と呼ばれていたのに、土門ひとりが「最後の鑑定人」となった経緯がわかりました。ラストで土門は刑総に異動になります…そこから民間鑑定所を開くまでのお話もあるのかな…尾藤との別れも気になります。「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間だ。」この言葉が印象的な1冊でした🍀
《ただいま、お酒は出せません!》長月 天音気になる作家さんのおひとり、長月天音さんの本、出会ったので借りてみました📖粗筋を読んで、コロナ禍のことが描かれているのだなとわかってはいたのですが…緊急事態宣言が出たところから始まり…半分まで読んでも、ずーっとコロナ禍💦改めて目次を見直したら…第一章「最初の波」第二章「第二の波」第三章「第三の波」第四章「第四の波」第五章「たぶん、最後の波」いやいや、ずーっとコロナ禍か!と(笑)主人公の六花は「イタリアン・マルコ」という飲食店に就職、結婚を機に退職し、すぐにパート従業員として働いています。マルコへのお店愛が強いのは良いのですが…なんだか偉そうで、あまり好きになれないキャラでした💧コロナ禍での飲食店の苦労は知っておくべきだと思ったので、なんとか読み続けましたが、正直しんどくなりました。でも、ラストに向けてマルコの社長が登場し、そこからは良い感じの展開に♪こちらの本は2年前の出版です…そんなこともあったね…と思ってしまう自分もいて、慣れてしまったことをちょっぴり怖いと思った1冊でした🍀
《これが最後の仕事になる》小川哲 他最初の1行は全員一緒のシリーズ、第3弾です📖24人の作家さんが勢揃い!既読の作家さんの安定感、気になる作家さんの期待感、楽しめました♪その中で、全くお名前を知らなかったけれど…他の作品も読んでみたい!と思う作家さんが何人か✨ただ…おひとりだけ…挫折しました💦私のブログを読んでいる方が、この本を読んだら「これだな」とわかってもらえるような気がします(笑)最初の1行から色々な世界が広がる1冊でした🍀