SEIKO 5 ACTUS  SS Model (後期)1974年製

5 つのACTUSとは?

ダイアフレックス 切れないゼンマイ特殊合金製

ダイアショック 耐震装置

自動巻き マジックレバー式(左右両周り稼働)

防水性能 3気圧

デイデイト カレンダー機能



一応は 形見の腕時計(後に買ったGSの方は義兄の方に…)

文字板の下側 SS (second setting)リューズを引くと秒針が止まって時刻合わせが出来る機能付き

23 JEWELES  23石(ルビー)

(その下に S?  (諏訪)精工舎のマーク⁉︎←現行品の5 Sports には 5 の代わりに このS? 5!のエンブレムが中央のSEIKOの下に描かれています。)

文字盤6時の左右の文字は読み取り難いです。

(Japan 6106?🕕 7480⁇)



中央 SEIKO の下にもエンブレム⚜️

JAPAN (Made in Japan 刻印では無いが)その後に J 刻印有り(他にはA刻印. Kは亀有?Korea⁇)


6106 キャリバー (ムーブメント)は GS用高品質部品、(GSには 6146 は25石仕様 1968年〜)

70✴︎✴︎だと亀有の第二精工舎製の量産品(21石)

SGP…ステンレスのゴールドプレート(K18金メッキ…当時は金張りと言っていた←SGFになるらしい)の意味?

1969年〜80年迄 発売なので製番から74年3月製

77年からはACTUSに名称がなった様です。

21世紀には韓国製の復刻自動巻きが5,000円でサティで売っていました。(稀少 人気な⁇角モデルを買いましたが 壊れました!) 

2019年からは SEIKO 5 として国内製造が復活したそうです。←キャリバーは4R◯◯ 21石となり、日差 +45秒〜−35秒以内。


この 5ACTUS シリーズはそれ程 高級な…では無かったのですが、金メッキ仕様(ステンレス ベルトは金メッキが使用による摩擦で禿げが酷くて廃棄し、牛革型押しのベルトに変更) なので特別版だったのでしょうか⁇

(74年の価格を調べましたら価格8,500円〜17,000円迄と有りましたが このゴールドプレートは⁇)

ムーブメントもGS61(グランドセイコー)と殆ど同じ6106 movement の諏訪製が入っています。(1968年型のGS の旧ムーブメント6146の 25石を23石に変更した様です …楽器にもある旧modelの型番落ち?…残った部品の型やロッドを1つ下のモデルに使って作り、性能を上げて中間価格帯を作る…GS61は1968年発売時は37,000円〜でした)


(大学付属の私立高ではなく県立高に進んだので お祝いに別の腕時計を買って貰いました)自分のはクォーツロックになる前の最新の電子時計のものを買って貰った記憶が、(←従兄弟の高校進学時にそれはあげて、自分は大学生で 最新の⁉︎クォーツ式のdigital表示の腕時計にした)


この時計も同じく3万円位〜したのでは無いかなぁ…と(父が時計屋さんで2個で7万円出してお釣りもらっていた様な記憶も…)

↓打ち傷多数(風防も)ですが、本体のメッキ禿げは少ないのが 当時の日本の製造技術の高さを示しています。(ステンレスにGPは難しく、薄く伸ばした金を張っていました(SGF) ステンレスの皮膜を剥いでニッケル クロームメッキの上に金メッキは可能。只 メッキ層が薄くなるので禿げ易い(禿げると下メッキ層の例えばコバルト系が肌に触れるとアレルギーが出る事も…。) 時計の上面は光沢、風防周り 時計のサイド及びバックはヘアライン艶消し(同様にバンドのサイド及びバックも)と日本人的な気遣いか感じられます。(文字盤が見やすい 使用による擦り傷が目立たない) 直接 厚めの金メッキが出来るのも当時の高い技術力の表れ。

6106ムーブメントは諏訪精工舎製だそうです。


現行品で言うと GS では無く KS(KING SEIKO)の  キャリバー 6R5◯ 24石(24万円〜)自動巻きの下位機種(23石) に当たるのかと思われます。

少し小型 37mm◯の本体と その周りは鏡面とヘアラインの2トーン仕上げ等も引き継がれていて、KSの性能は 日差+25 -15秒 10気圧防水、

GRAND SEIKOは キャリバー 9S◯◯ で現在60万円〜(K18に500万円台も有り)が主流で水晶発振とのハイブリッド 機械式で月差±15秒(日差 ±1秒)  クォーツ時計が1種30万円台のGSも有り。



少なくとも30年以上OHにも出していないので防水性能は既に劣化していると思いますが、今も動いています。(日差も±20秒以内かと…正確には測っていません) ←10/3〜8, 日差 −2秒、72時間では誤差 +1秒,  120時間では誤差 +2秒でした。(平置きですが 50年経っても 優秀な日本の技術‼︎)

10/8夜〜9, 大型台風の接近(低気圧🌀)12時間で+25秒となりました。気圧低いと歯車⚙️の摩擦少なくなって速くなる様ですね、機械式は。


普段はiPhone📱持っているので持ち歩いてはいません。(入院時にはタオル掛けに周して留めて)

(コンサートの裏方の時等は秒針有り SS機構が便利でしたが…既に現場引退していますので)