日本では余り知られていない曲集!

その中では 有名な C.フランクの 交響変奏曲を求めて購入しました。1976年再販(録音時期不詳多分1950年代)のLP盤(M)の意味が分からず? …モノラル録音… stereo録音慣れの耳からは酷い音⁉︎ と聴こえ 1.2度針を落としただけで余り聴かなかった盤です。

このフランクの曲も最初の2.3分は古色蒼然とした(オーケストラの)響きに、少し違和感⁉︎…でも暫くすると人の耳は音を選んで聴けるので その太くて柔らかな響きに stereo録音とは違う 良さを感じてきます。(左右の楽器の定位は分かりませんが奥行きは有り球体的な広がりを感じます)

(フランクの交響変奏曲はSP盤の英EMI 録音のA.コルトーの演奏の方が鮮明なイメージが有りました。)


再生装置 埼玉Micro精機DD-5 プレーヤー(+カートリッジ audio-technica VM-10D(モノラル再生なので 0.7mm丸針)

McIntosh MAC1900 アンプ


思いの外 良かった曲

ダンダィ フランス山人の歌による交響曲 Op.25

フォーレ バラッド Op.19,

J. フルネ 指揮 コンセール ラムルー響


フォーレ バラッド作品19, は最初この曲を独奏曲として作曲し、1877年ワイマールのリストに見せたが 余りにも難し過ぎるとの評から 1881年にオーケストラ付きの(ピアノ協奏曲)の形式で完成させた。


フォーレ バラッド YouTubeから(同音源)

pf.J.ドワイアン 指揮 J.フルネ コンセールラムルー響 (モノラル録音 年月不詳1950年代)

1972年にstereo再録音もYouTubeにupが有りますが、お薦めはこのレコードのモノラル盤。

手持ちのレコードで聴くと 少しモワっとしていて柔らかな響きの中低音に(弦の手前に大型のカポダストロバー付きの華やかな響きのある高音域がプレイエルらしいのですが…、←ショパンの好んだのは、弦の後の止める部分の下に銀製の板が敷かれているタイプのプレイエルを選んだ)

(エラールには太い低音の響きがあるが、比較すると最高音域に音量的な弱点が感じられる エラールは古典向きとも言われる)


使用ピアノはショパンも愛したフランスの PLEYEL プレイエルのエンブレム↓


ショパンの頃19世紀半ば過ぎからは半鉄骨構造

19世紀後半のPLEYEL  一体化構造の鋳鉄が作れるにはもう少し時が必要だった。

(本体の右半分というか2/3は鉄骨になっている)


弦も交差式となり総鉄骨が使われている初期の構造 (音域も7オクターヴ85鍵に拡大されている)

 武蔵野音大で見た(聴いた)のはこのタイプかと思う。(19世紀末だったかと)




総鉄骨フレーム PLEYELの文字↓




P L & Cie  PLEYEL LYON Cie(カンパニー)

20世紀初めに リオンに売却された頃の鉄骨


その後、PLEYEL WOLF  LYON Cie.となり、

最後はWOLFに売却された。1965年にはエラール ガボー社との合併も行われたが、1970年に倒産し160年にも及ぶ その歴史を閉じた。


戦前のプレイエルの総鉄骨フレーム

太く大きなカポダストロバー↑ (弦の下(手前)にも) 共鳴の工夫が在る様です。(真鍮のアグラフなのか 高めの弦枕のブリッジなのかは不鮮明…フロント アリコート 共鳴システムかと思う) プレイエルはエラールに比べて高音域に華やかさが在る。

大型(コンサートグランドピアノ)の鉄骨画像が見つからないが、フルコンもほぼこの鉄骨構造。


プレイエルの奏者としてはA.コルトーが有名ですが、彼が弾くと スタインウェイからもプレイエルらしい響きを醸し出します!(英EMI アビーロードスタジオ録音の殆どはハンブルグ スタインウェイ使用での録音です) フランスのPathe EMI パティ社での録音(数少ない)のみプレイエルで録音。


日本国内にもプレイエルのフルコンは無い様で

昭和音楽大学に初代学長が使った戦前のプレイエルのセミコンが展示して有った。武蔵野音楽大学の楽器博物館には修復された 〜20世紀初頃のプレイエルのコンサートグランドピアノ 260cmが有った。(J.デムスのレクチャーコンサートでベートーヴェンザールでその音を聴くことが出来た)


珍しい デュオ用ピアノ(浜松市楽器博物館内)

鉄骨と弦張り




知られざる名曲

ダンディ フランス山人の歌による交響曲op.25

ドワイアンの演奏はYouTubeに無い様です。


日本人演奏が有りました。NHKクラシックアワー (Piano) 神谷 郁代 H.STEINWAY使用 & 東京交響楽団  YouTubeから 

冒頭のコール アングレ(イングリッシュ ホルン)による美しい牧歌的メロディーが印象的で、清々しい気分になれます。

フランス アルプス(オーヴェルニュー)  アルザス地方⁉︎ かと思い浮かべましたが、解説によると

フランス中央南東部の

セヴェンヌ地方の山岳地方の唄を題材にしたそうです。