BILL EVANS   ELOQUENCE

 1973.74.75年の録音  VDJ-1569(Victor)

演奏は ビル エバンスP…スタインウェイピアノ& フェンダーローズ(電気ピアノ)

エディ ゴメスB ウッドベース のデュオ盤

 

Fender Rohdes の内部

トーンバー(音叉)を叩いて響かせた音をマグネチックピックアップで拾う方式の様です。

ドイツのネオ ベヒシュタインは弦振動をマイクが拾う形式でした。(後に日本国内で製造されたTOKAIの電気ピアノやYAMAHAにも弦を振動させたものが一般用(集合住宅や夜間練習用ピアノとして)発売された。ColumbiaのエレピアンやKawai 製のトイピアノはトーンバー形式でした。

 

 

生前の未発売録音のオムニバス盤(複数録音会場)

 

YouTubeに全曲upされています。

 

 

 

 

 

再生装置…、

メインシステムのMcIntosh MAC1900は1970年代初めの製品の為か、当時では想定外のCDの再生は(アナログ録音から変換されたものは特にテープ臭く)円やかだが、音が立たずに平面的な(レコードと比較すると)薄くボケた響きとなってしまい、想定外の音源からの入力には上手く(McInのブラックボックスが)働かない様です。プリ部のゲルマニウムトランジスタとの相性⁉︎米Motorola製(-側は日本のNEC製⁉︎)のメタキャントランジスタのパワーアンプ部は問題無いかと思いますが…。

 

三栄無線 6L6GC シングル真空管パワーアンプ

球は全てアメリカ製 1960年代のもの

ビル エバンスのピアノが近接録音(アナログ録音なので、マイクが後のデジタル録音に比べて音源に近いことが分かる。硬質で刃の立ったビルのピアノ NY STEINWAY らしい響きが再生されました。電気ピアノのFender Rohdes の響きは前ブログのArt Pepperのハンプトン ホースの弾く電気ピアノの音とは違って聞こえます。

右手はスタインウェイ 左手はローズという弾き方も…。(レコードジャケットは逆だったそうな…例によって左右反転画像かも…⁉︎)

 

真空管パワーアンプにCDプレーヤーから直接入力してもボリューム調整が出来るのですが、その下のSONY MX-A5 ミキシングプリアンプ経由で
真空管パワーアンプへの入力量を変えています。ソニーのプリ部には入力系統とマスター共にボリューム調整できるのですが、両者のボリューム値を揃えた方が、真空管アンプの響きか良いです。
(例CD入力値を5に設定し、マスターも5で出力)
(MARANTZ製グライコは使っていません)

 

ALTEC 402A  20cmアルニコフルレンジ

+Technics 5cm金属ホーンアルニコツィーター

出力(能率)は91dB/mとALTEC 402Aの 凡そ1/4なので、減衰してきている高音域をさりげなく補足 5,000Hz〜20,000Hz迄の再生能力。