サンサーンス作曲 バソン(バスーン)の為のソナタより第一楽章 …音域の広い事を除けば アルトサックス⁇ と聞き違える様な響きがします。
fg. M.ラッツ サンサーンス ソナタ
ファゴットでの演奏 YouTubeから
JDR 日本ダルフリードでのコンサートから
ウインナ式ファゴット
モーツァルト ファゴット協奏曲 第一楽章
D.ZEMAN fg.
ウィーンフィルの楽器は伝統的なもので、ムジークフェライン(ウィーン学友協会)の建物内にも専用のメンテナンス工房が有る。ウインナ式とも呼べる楽器で、オーボエ、ファゴットも独特の響きを有している。
プーランク 三重奏曲
オーボエ. P.ピエルロ バソン. M.アラール
2名とも使用楽器はB.クランポン
ピアノは作曲者プーランク本人…甲高いピアノの響きも1957年録音なのでフランス製かと、プーランク自身はガボーを愛用(エラールやプレイエルで録音の可能性も⁉︎)
フレンチをドイツで…、
ドイツファゴット オーボエ ピアノは勿論ハンブルグ スタインウェイでの演奏です。YouTubeから
ファゴットはヘッケル製でしょうか?オーボエはそのハイトーンの倍音の(上ずり)からドイツの名器 ピュッヒナー製の様に感じられます。
(現在ドイツピッチはA=444.445Hz)と日本、フランスよりも高いです。(現在のウィーンピッチは445〜448Hz)
イタリア製のバスーンは今は無いのて…、
ドイツ ファゴットでロッシーニのコンチェルト
メゾソプラノにもコロラツゥーラを要求するロッシーニらしい、オペラのアリアの様な曲をファゴットで。
(男声のバリトンにコロラツゥーラは さすがに無理なので⁇ ファゴットに置き換えている感じがします)
因みにピアノはドイツ ブランズヴァイッヒ市のグロトリアン(=スタインヴィッヒ)製の様です。スタインウェイ(のドイツ名)がアメリカに移民する際にグロドリアン氏に工場を売却したことに由来するメーカーで、100年に渡る名称裁判で負けて、ユーロ圏以外ではスタインヴィッヒ名は使えずにグロトリアンのみ(日本でも)となりました。
フランスを代表すると言ったらパリ管とクリュイタンス 1961年録音
ラベル ボレロ YouTubeから
1分50秒過ぎからバソンのソロです。サックスともバスーンとも⁈…それが、フレンチバソンの魅力です。やはりフランス物にはこの響きで無いと…。5分10秒あたりから同音形によるサキソフォーンのソロになります。シングルリードの響き(セルマーのサックスの豊かな響き)との違いも…。