英国 ロンドン コベントガーデンにある
ロイヤルフェスティバル ホールと横に巨大なオルガン
小学館版の全集から B面はマタイ受難曲の抜粋
EMI(東芝)のAngel レーベルなので、英EMIの中では古めの録音の廉価(再販)に使われるレーベル名ですが、(最安値のセラフィムレーベルでは無い)レーベルも赤の(EMI)カラーで盤も厚めで、ロンドン ロイヤルフェスティバル ホールのパイプオルガンでの収録が書かれています。(調べてみた所、録音は1970年代の様です) 国内でもセラフィムレーベルで1,300円、1000円の最廉価盤でも後に発売されています。
演奏者の情報も少ないのですが、イタリア人でフランスでオルガンの奏法を学んだ様です。
中央のプリンシパル管の左右とプリンシパル管と重なって木管パイプが在る。(ホールが大き過ぎて全体のサイズが目視で分からないのですが、右端のパイプが32フィート管なら長さは16m近いはずです。
左端の銀色パイプの横、後ろにも大きな16フィートの木管パイプ(ファゴット管⁈)が在る…一番奥に映っている銀色パイプが32フィート管なのか短めのパイプが上部分に設置なのかは⁈
幻想曲とフーガト短調から幻想曲 BWV.542.
アナログステレオ録音最盛期のもの
DENON PCM digital録音のクリアーなパイプオルガンの響きも良いなと思っていましたが、アナログステレオ録音(マルチマイク録音)で聴く大オルガンの音も素晴らしいです。
良い意味でのFMステレオ放送のライブを聴く様な…、
(FM放送は再生帯域が〜15,000Hzでスパっと切れてしまいますが、digital方式に似た送信方式なので、昔から音質は良かったので 聴き慣れた懐かしい響きが)
幻想曲とフーガト短調 BWV.542から フーガ
フーガト短調なので、私の再生装置でも、最低音がGソと高くなり、少し余裕をもって(アナログ録音なので)
重低音も再生してくれています。巨大オルガンの広々とした空間から出る音響の方が余裕(空間的奥行きや広さが)感じられる為かも…。比較的速めの演奏で(助かったのかも⁈)
Victor製EG40005 和紙製10cmフルレンジがメイン
+BOSE ウルトラベースシステム(右ch入力のみ)
10cmスピーカーだけでは再生不可能な重低音を担ってくれています。主にホールの右側に重低音のパイプが並んでいる様です。(左端にも木管系の低音パイプが存らますが…。)
銀色のパイプは(錫製)の16フィートプリンシパル管?
静かな部分からです。iPhone📱からのAir録音で分かるでしょうか?…特に音の弱い部分で 音が左右に大オルガンなので分かれて走るのが面白いです。中規模のパイプオルガンや教会の長い残響での設置ですと、余り分からない事も多いです。再生して4分位から右chの10cmスピーカーが、Dレ およそ50Hzの重低音を頑張って出しているところが…。
後記…、
バッハの好んだジルバーマンのオルガン(中規模の中では小型)16フィート低音域までしか無いを聴いてから聴き直しますと、32フィートパイプの重低音が記録されています(16×2ダブルでは無い) 日本のNHKホールの大オルガンの重低音にかなり似た響きを…。
10cm簡易2wayのスピーカーが壊れない(最悪コーン紙剥がれが起きない)程度の音量まで上げて再生しましたら、Victor EG40005 10cmリアバスレフスピーカーの方からも なんとか32ftパイプのDレ 凡そ25Hzがゴーと言う響きだけですが、BOSEウルトラベースシステムの補助音と合わせて音(音程有り)として再生していました。このロイヤルフェスティバルホールの大オルガンの32ftの巨大パイプは やはり後ろに隠れて配置の様です。12本必要になる(半音階)32ftパイプのうち表の端にはその中の高音域になる 1/2程度が置かれている様です。表側に6本 裏に3本は確認(重なりであと3本は有ると思えるので…)
その中で幻想曲とフーガト短調で使う重低音 Gソの32ft管は表にある様で、和音進行でGの前に最重低音Dレ→Gソ と終わるのですが、32ft レの響きは深く(後側) Gソの響きは前側から そのゴーっという重低音の響き渡るのが凄いです。←木管ファゴット16ft +(プリンシパル⁇主管)32ftの創り出す凄い重低音の響き方)