THE SIDEWINDER BLUE NOTE盤(84157)

 LEE MOGAN QINTET .

 

DENON製のMCカートリッジをメインで聴き

 …アルバムの曲は1963年12月12日カリフォルニア州にて録音。

 

THE SIDEWINDNR

 ジャズ-ロックを代表する先駆的な曲です

 

LEE MOGAN QINTET メンバー

 

HOCUS-POCUS.

 

 今回聴き比べてみてステレオ初期のJAZZなので

Victorのスピーカーとも相性の良いMCカートリッジの方を選びました。その過程で…、

 

 

 音の聴き比べ GARY'S NOTEBOOK . で

1分程〜のテナーのソロの音色やHighトーンの響きの違い等…を。

 

DENON MCカートリッジ(entre製のシェル)

DL-301の下位シリーズだったかと…

 広帯域で情報量が多い、全体的に(神経質までは行かない)緻密で冴えた響き。針先が細いので0.3mm?…傷の多い盤なので良く聴くとレコード盤の傷ノイズも拾ってしまっています。MM(VM)は針先が0.5mm, 0.7mm,なので 傷ノイズは殆ど解らないです。

 

 

 オーディオテクニカAT-10d 初期VM型

各社にOEM出荷された  コロンビアへ (VM-28.)
 0.5mm丸針(東京宝石) ステレオ時代のベルトドライブプレーヤーにセットされていた標準的なカートリッジの音です。再生帯域10〜20,000Hz..
コロンビア(DENON)なのにAudio-Technicaからの OEM品にが面白い。この響きを標準として…、

 

 

 

ONKYO へのOEM OC-27V

 (コロンビアとの違いは 0.7mm針) 高音域の伸びが少し有りませんが、音は太めで傷の多い盤のノイズを殆ど拾わずに聴きやい響きです。情報量は1番少なめかも…⁈普段はモノラルLP再生用カートリッジとして…。

 良い意味で? 地上から1mの所に タバコの煙りの雲が棚びいていそうな…当時のJAZZクラブのイメージが浮かぶ…。懐かしさ温かさが有る。

 

 

 



AT-10 としては最上位に当たるTrio N-42 (楕円針N.32) 通常の白いスタイラスは07mmの丸針、当時の中級上位にあたる7000シリーズ(70年代54,000円)のベルトドライブプレーヤー(としては上位)に付属のみ黒スタイラスの楕円針仕様でした。

 

一番MC の音に近いかも…、只、3分過ぎからのレコードの深い傷ノイズは楕円針がしっかりと接するのでノイズが大きく音に乱れも出てしまう所が有ります。

 

 

 

 

 オーディオ装置

McIntosh MAC1900 レシーバーアンプ

プリ部はMcInの名器C26と殆ど同じ.1970年代初期

 YAMAHA製の19mm樹脂製ツィーター

 Victor製の10cm ユニット

 このVictor製10cm はMCカートリッジとの相性が良いとの当時の評が有りました。+BOSEウルトラベースシステムで重低音の再生を補足。

 設置場所は自由…というコンセプトなので、開口穴を上向きに設置しています。右chのみ入力(通常ウッドベースはステージの右寄りに配置) で、いかにも此処に有ります的なBOSEっぽさは抑えています。