幅12cm 高さ20cm程の小さなYAMAHAのBOXです。

一見チタン⁈ 樹脂(ポリプロピレン製⁈)19mmソフトドーム型ツィーターはYAMAHAのオリジナル

10cm フルレンジスピーカーはVictorのシール有りの(多分外注品)を入れた背面バスレフスピーカーです。

 

重低音再生は無理なので+BOSEウルトラベース

 

 …と言う、この変則⁈3wayシステムの音は…

 

Wynton Kelly . Kelly Blue 1959年ステレオ初期

 予想外の音でした。

昔懐かしいオーディオショップやデパートの電化の階のオーディオコーナーで良く聞こえて来た響き…。

 明確で綺麗な響き、ウッドベースは鳴り過ぎ…(ALTEC 402Aの自然なウッドベースの響きと比べると)JBLやBOSEってこんな感じで(ある意味凄かったなぁ…)と。(トーンコントロールはoffにしています)

音楽を綺麗に聴かせ過ぎる⁈傾向はMcIntoshのアンプにも由来しているのかと思いますが(黒に大きな青いメーターとオレンジ色の表示のMcIntoshのパワーアンプも憧れて見ていました) 総額で1万円もしない安物⁈スピーカーセットでも…これだけの音を出します。
(アンプの力が大きいのかとも…1ドル360円の時代で
定価51万円(贅沢物品税15%‼︎)のMcIntoshのレシーバーアンプですから…)  オーディオ評論家の長岡先生も10センチ、8センチ の国産フルレンジを使ったパックロードホーンの自作、設計監修をしていましたが、それだけ興味をそそられる良さが国産のミニスピーカーには有ったんですね。
 
 
 

年末と言うとクラシックはベートーヴェン祭り⁈

珍しい⁈ベートーヴェンとフルートとファゴットとピアノの三重奏曲です! しかもデジタル録音のLP盤

…古い盤とは違い、パチパチノイズも少ないです。

良く言うと静かな盤です。1983年の録音盤

 

ベートーヴェン 三重奏曲ト長調 第一楽章から

 フルートとファゴット そしてピアノの掛け合いと、

珍しい組み合わせのベートーヴェンの佳曲です。

 


 2大巨匠の共演 ベートーヴェンのチェロソナタ

 1960年代のアナログステレオ初期録音盤

チェロソナタ第3番第一楽章から

 出だしから流石の安定感…グっと惹きつけられる演奏。鉄のカーテン(ソ連)が開いた…世界が驚いた…ロシアの誇る巨匠達の演奏に。

 

 

モーツァルト バイオリンソナタ第35番

第一楽章から vn.D.オイストラフ pf.P.B.スコダ

 

 

いつもの強靭な響きも健在ですが、オイストラフ節は少し陰を潜めて、慈愛に満ちたモーツァルトの演奏です。ピアノのP.B.スコダの奏でるウィーン銘器ベーゼンドルファーがこのスピーカーの特性も有って、美し過ぎる⁈と思う程に綺麗な響きを醸し出しています。

 

 

FM ラジオは素晴らしく・・・、画像のメーターの通り、入力感度は余り良くない環境なのですが…、

 

声優の山寺さんと野崎さんの東京FMの番組を聴きながら文字を打ってます。〜ながらでも、アナウンスも聴きやすく駆けられる音楽も安っぽく聴こえずに、一番ラジオと相性の良いスピーカーです。