夕方の散歩ではワン友さんに会えて大喜び(o^^o)
久しぶりに会えてよかったね♪ →ワンコというよりおばちゃまが大好きなのよね〜
そして当日朝まで迷っていましたが、
今日は宗次ホールへ出かけてきました。
(5月はコンサート行くの控えようと思ってたけど、行かずに後悔するよりはいいからね^^;)
京増さんはパパさんの生徒さん達の同級生(藝大卒)だと数日前に知りました。私が小さい頃から伴奏していた子も同級生。皆んな魅力溢れる若者演奏家なんですよね...
なので余計に聴きに行きたくなりました。
名古屋はお客様が入らない有名ピアニストのリサイタルも結構あったりするので、今日はお客様もたくさん入っていてよかった!
2024.5.12(日)14時開演
京増修史ピアノ・リサイタル@宗次ホール
【オールショパンprogram】
◆ノクターン 第17番 ロ長調 Op.62-1
◆4つのマズルカ Op.24
◆スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
◆スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
〜 休憩 〜
◆「ドン・ジョヴァンニ」の"お手をどうぞ"による変奏曲 変ロ長調 Op.2
◆バラード第1番 ト短調 Op.23
◆バラード第3番 変イ長調 Op.47
◆幻想曲 ヘ短調 Op.49
♪アンコール
・ポロネーズ「英雄」変イ長調 Op.53
・華麗なる円舞曲 変イ長調 Op.34-1
・練習曲 ハ長調 Op.10-1
ピアノはYAMAHA CFⅢ-S
艶があって多彩な響きの幅もありました。
宗次ホールでYAMAHAを弾かれたリサイタルは初めて聴いたかもしれません。
京増さんは東京のYAMAHAホールでも先月リサイタルをされていますよね。
(宗次ホールでは全プログラム後の撮影許可あり)
最後にワルツの2番を弾きますと演奏するも、拍手に応え更にエチュードを弾いて下さいました。
最後の2曲は京増さんの知名度をあげたショパンコンクールで演奏された曲。特にハ長調のエチュードは話題になっていたので、聴けて嬉しかったです(今日のなかで1番素晴らしかった?)
京増さん 思っていたよりスリムな方
でも和音の力強さもあり、ppの繊細な表現も素晴らしい。難曲のお手をどうぞ変奏曲以外はミスタッチもほとんどなくテクニックは終始安定していました。
今モントリオール国際ピアノコンクール開催中で錚々たるメンバーが出場されていますが、
そのなかで優勝候補とも言えるであろうジェーデンくんがスケルツォ1番を第1次予選で弾いていましたけれど、彼ですら結構外していました(緊張からでしょう 珍しいことだと思いますが)京増さんは1音くらいしか外してなかったような...
ただ何というのでしょう、前半はよかったのですが、後半にくると予測が出来ちゃう演奏というのか、堅実すぎる演奏で(優等生で藝大首席らしいといえばそうなのだが)高揚感とか感傷的になるとか感情が揺さぶられるタイプの演奏ではなかったかなぁ...。
行き過ぎたパフォーマンスはなくそれは好感でしたが。
細かい右手が聴こえてこなくてもどかしかったり(意図的にしても旋律だとちょっと)クライマックスが達しないのも置いてきぼり感が...。
バラード2曲に幻想曲を並べる難しさよ...どれも同じような曲想に聴こえちゃうし
オールショパンでプログラムを組む難しさを再び感じてしまいました。どんな世界的ピアニストでもいえるんですよね〜 ソナタや小品が入っていたらまた違ったのでしょうか。
ショパン国際ピアノコンクールを見据えてのリサイタルだったと思いますが、
今度聴く機会があるならショパン以外を聴きたいです。
今後の躍進を願っています。
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