冬の1番好きなトコロ | ~流れる雲ノオト~

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雲は様々に形を変えて流れていく

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冬の好きなところ…それは。

また昔の話を。

毎日毎日残業ばかり。いつも同じマンネリ化した日常。職場の人間関係にもストレスが溜まり溜って、なんだかもう
「ウガーーーッ」
って叫び出したいような衝動にかられ、その日は定時で退社させてもらった。

帰りのJR中央線の中、吊り広告のひとつが私の心に飛込んできた。
それは、スキー場GALA湯沢までの新幹線の往復チケットと、スキー場の一日リフト券と、レストハウスの食事券がセットになったお得なチケットの広告だった。

次の日の早朝、私は上越新幹線に乗っていた。
衝動的な行動だった。一人でスキーに行くなんて寂しい人みたいだけど、そんなことは気にならなかった。
会社をサボったのは初めてだった。

学生時代以来十年近くスキーとはご無沙汰していた。久々にスキーに行くのだと思うとワクワクした。まだ滑れるかなぁと、頭にターンのイメージを描いたりして。
アシ(車)の無い私には駅がそのままスキー場に直結してるGALAは有り難かった。

スキー場に到着してレンタルスキーを借り、着替えや準備を済ませた頃、職場のみんなは今頃仕事に向かおうとしてるのに、自分はこんな所にいるという事実が、うしろめたいというよりむしろ非常に気分良かった。

そしてゲレンデに出る前に会社に電話した。今日は具合が悪いので休ませて下さいと。


身体はちゃんとスキーを覚えていた。久しぶりなのにスキー靴もスキー板も自分の身体と一体化しているような感覚が蘇った。

陽光が真っ白い雪に反射して眩しいゲレンデで、一日中雪と戯れて滑っていると、日頃の嫌なことは消え去り、爽快な気分になってきたのだった。

帰りには身体は疲れ切っていたが、気持ちは晴れ晴れしていた。

そんなわけでリフレッシュできた私は翌日からは新たな気持ちでまた普通に仕事に通うようになったのだった。


寒さの苦手な私だがスキーだけは別。
冬の好きなところは、スキーの季節ということだ。