旅行記、今日で3日めですか。
明日からはわたしの天敵、苦手な11月かぁ。
今年は何もいやなことが起きなければいいけど、果たしてどうかな。
さて、ユース。
朝6時に目覚ましが鳴って起床。
他のルームメートの迷惑にならないように、
大広間へ自分の全荷物を移動させ、そこで存分に荷造りを開始。
りんごとミネラルウォーターを消化した分、行きよりだいぶ軽くなった。
軽く冴えない朝食を済ませ、いざバスターミナルへ。
われらがオスロ行きのバスの乗り入れる52番プラットホームは、
ターミナルの一番外れにあったので、予想以上にトラム停から歩くのに時間がかかって、
辿り着いたのは発車時刻ギリギリの7時25分くらいだった。
それにしても真っ暗。
9時くらいになってようやく朝らしくなってきた。
これがサマータイムのままだったら
「大学の2限が始まってもまだ夜が明けない!」
みたいな不可思議なことになるんだよな。
そう思うとすごいところに来てるんだなと改めて実感。
バスはそれなりに乗り心地は良かったけど、
ラジオ以外に楽しみのない車内での3時間45分はけっこう長いし、
窓の外は雨脚が強くて良く見えなかったし、それなりに退屈だった。
9:43頃、バスは何事もないように、静かにノルウェーに入国。
(運良く標識を発見できたので。これって高速道路で県境を跨ぐのと似たようなもんだ)
田舎の景観はスウェーデンとほとんど区別はつかない。
しかし、バスを降りてまもなく、スウェーデンとの違いを思い知らされることになる。
今回の旅程ではノルウェーの滞在は1泊のみのつもりだったので、
いくら物価が高いとはいえ、1万円も両替しておけば、
宿泊も
出国用のバスの運賃も
市内の交通費も
そして食費も
すべて余裕で生産できるだろうと思っていた。
両替窓口で1万札は525NOKに化けた。
うーむ、思ったより少なくなるもんやね...
いやーな予感。
まず、ユースに移動する前に、翌日のバスのチケットを購入。
これだけで、なんと292NOKもかかってしまった。
そして、ユースへ移動。
イェーテボリでもそうしたように24時間チケットを購入。
これが、60NOK。
ちょ、ちょっと待ってくれ。
ユースの宿泊費は、ネットで調べてみたけど、たしか195NOKだったはず。
525-292-60=173<195
この時点で、すでにゲーム・オーバーじゃない?
恐るべし、ノルウェー。
こんな体験は初めてだよ >_<
というわけで、当初の予算案はわずか30分で変更を余儀なくされ、
ユースの宿泊はカードで支払うことに。
さすが、2006年度調べの世界で最も物価の高い都市なだけある。
全く歯が立たないよ。
500mlのコーラが1本400円ってありえないって。
ダイエットしたい人は、北欧に住むのが一番だよ。
(逆に体格のよろしい北欧人を見かけたら金持ちの可能性が高そう 苦笑)
それにしても、この国の人って、
所得税で収入の半分を持っていかれ、
消費税でも12パーセントを搾取され、
それでもなおこの物価でぬくぬくと暮らしているなんて、
なんとも裕福な人たちだろう。
今日の教訓:キレイの代償は大きかった!
ソフィーの世界では、これくらい簡単にありうることなのかな。
で、ユース。
中心からやや離れたところ。
地下鉄の最寄駅からとにかく歩くこと、迷うこと、そしてまた歩くこと!
丘を越え行こうよ♪って歌が、どこからか流れてきそうな。
(このフレーズ、イギリス民謡の「ピクニック」って歌のイントロだって、いま知った)
そして、遥か丘の彼方にユースの看板を発見。
まさに大草原の小さな家みたいな。
夏だったら、気持ちいいんだろうけど、いまはこの距離は邪魔以外の何モノでもない。
さて、今回のドミトリー。
昨日までの部屋より狭く、ロッカー(ていうか棚)も人数分ないし。
これで、4000円取られてると思うと正直苦しいよ。
今回は朝食付みたいだから、これに期待するしかないか。
それと、困ったことにhygienicalな理由により、寝袋禁止とか書いてある。
シーツはレンタルすると、これだけで50NOKとか。
今回の旅行では寝袋を防寒+シーツ代わりに使ってるわけで、
貧乏旅行をモットーとするわたしにとってまたもやピンチが!
とまあ、大袈裟に書いてみたものの、最終的には御触書を無視して、
しっかりと自分の筋道を通すということで、腹を決めた。
そして、外出。
市庁舎が、カッコよかった。
港に面しているところもナイス。
夏だったら、さぞかし美しい景観だっただろう。
とか現を抜かしてたら、雨足が強まり、いきなり冷え込んできた。
とても、ゆるりとは観光できないくらいに。
トラムを待つ時間も辛かったもん。
なので、天候が少し落ち着くまでの間、ショッピングモール内をウロチョロするという、
いつもペシュトでやってるダラダラパターンに突入。
それでも、明日の夜行バスを待つまでの間使うであろうコインロッカーの下見とか、
残りの残金での予算見積もりとか、それなりに頭を使ってはいたけど。
明日は、ムンク美術館に行きたいので、これの入場料と食費合わせて
110NOKで乗り切らないといけない。
これが日本だったら完全に余裕なんだけど、夜行バスの出発まで結構時間あるし、
けっこう苦労するんじゃないかと思う。
がんばるけどね。
夕方からは完全に吹雪。
雪がしんしんと降り続け、積もり始めている。
明朝、ユースの丘を下るときとか面倒だろうな。
なんか、早くこの街を出たくなってきた。
天候によって、街の印象も変わるもんだなと、改めて実感した。
写真はこちら ↓