映画「キャッツ」レビュー
★★★★
これは物議を醸す意味は分かる。
でも、「ストーリーが全く無い」わけじゃない、これだけは言いたい。
序盤にちゃんと説明があるし、最後にも猫の猫らしからぬしっかりとした、人間へのメッセージもある。
私はミュージカル贔屓ではあるけれど、何でもかんでも、というタイプではなく、キャッツは舞台では観るチャンスが無く観ていない。だから舞台と比べることは出来ないので先入観無く見れた上に、どこかの酷評レビューを読み漁って行ったため、ハードルを低くして観れたかもしれない。
レビューによく書かれているGのシーンは序盤に出てくる。とにかく昆虫系さらにGなんてもってのほかと思うタイプなので、そこでも観に行くか迷っていたけれど、心していたためそのシーンは眼鏡を外し、手で目を覆いかなりのチラ見でやり過ごした。チラ見で見たところ、これこそチャーリーとチョコレート工場みたいだったしちょっとコメディだ。Gの数は想像以上に多くて馬鹿みたいだった。
メモリーの唄は予想以上に胸に響いたし、涙が溢れてきた。
たしかにメモリーは素晴らしかったけど、それ以外の群舞も素晴らしい。
素人目に感じたのは、やはり歌以上に人間の肉体で、バレエの技術を駆使したパフォーマンスが好きでなければこの作品にはのめりこめないということ。そこでもこの映画の好き嫌いが激しく分かれるのではないかと思う。
この作品の舞台であるロンドンの街、テムズ川とビッグベンという背景、そこに住む猫たちの、年に一度の、とある一夜の「猫大集会」を楽しめました。
ちなみに、観たのは字幕版です。
観るのを迷っている方には、観ることをオススメできる作品です。