今日は昨日の強風もおさまり穏やかな快晴。
そんな中、キレイに磨かれたFPAY31 グロリアシーマ タイプ2リミテッドに乗った県内在住のH様が飯能の基地に来られました。
このシーマも当店から7年ほど前に購入いただいた車両であり、今年の春に当店より少走行極上の100系ハイエースも購入いただいております。
振り返れば、その他マスターエースサーフやHK11マーチなども過去にご購入いただいており、長きにわたるお付き合い本当にありがとうございます。
バブル期を象徴する高級車ですね。最近のボッテリしたデザインのセダンとは対照的なデザイン。
贅肉の無いスマートなデザイン、ハイデッキではないトランクまわり、ロングノーズ。実にセダンらしいしカッコイイ。
だからボディも実際より大きくみえるんです。
パッケージングよりデザイン優先しても、こういう絶妙なバランスの美しいセダンはもう生まれないのかな?いろいろ制約が多い時代ですしね。
トランク長いセダンってホント最近無いですよね。なんだかみんな似てるし・・・
このクルマが全盛だったあの頃、ほんとに景気よかったなぁ~としみじみ。
リアのアンダースポイラーやリアスポは貴重ですね。
15万キロ以上走破し、多少の傷や凹みはありますが、愛されてるオーラが一目で伝わります。
暴力的な加速する獰猛な高級セダンなのに上品な雰囲気というのがまたイイです。
いままで修理・予防整備にかかった費用はちょっとした車がもう1台買えてしまうほどかかっているのに、
手放すことができない不思議な魅力。いや魔力?
それだけ現代の車が持つことのできない魅力を31CIMAは放っているということなんでしょうね。
白物家電のような昨今の車って、ただの道具であり消耗品のようにしか思えず、修理代がかかりそうなら捨ててしまおう、と思わせるものが多いのはなぜなんでしょう?
そのあたり自動車メーカーはどのように考えているのでしょう。
なぜ売れないのか、きちんと上層部は理解すべきかと思うのですけれどね。
そもそもユーザーの声を聴いて失敗のない車を作ろう、なんて保守的になり過ぎていることが失敗の原因の気がするのはボクだけでしょうか?
みんなの意見聴いてうまくまとまったモノなんぞ、ハートにピピっとくるようなモノになるわけがないっ!
そんな、話が飛躍してしまうくらい色々このクルマを見ると考えさせられてしまう1日でした。
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クラインクラフト
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