出産の記録⑦
先生から最初に説明を受ける。
様子見て、もうこちらの判断で会陰も切るし、吸引もするからね、それでいいね??
なんでもいいです、早く産ませてください。
とつい本音がぽろり。
よし。じゃあもうねー、20分で産んじゃおう。疲れてるだろうし、多分3回が限界だと思うよ。3回の陣痛で最後の力振り絞って産もう☆(この先生は本当に軽い?話し方をする人でした)
1回目のいきみの間に会陰切るための麻酔打つね。
2回目で会陰を切るね。
3回目で赤ちゃん出てくるからねー。今回僕が一緒にお腹押すから、タイミング合わせて頑張ろうねー( ´ ▽ ` )
よし、では始めましょう♩陣痛来たら教えてね。
ここからは早かった。
1回目
頭近づいて来てるよー。では打つねー。
何箇所かにチクチクとした痛みを感じた。
2回目
うん、頭がすぐそこだよー。じゃあ切るね。
バチン。
痛みはあったけど、いきむのに必死で痛みは大して感じなかった。
3回目、の前に先生から説明が。
いい?僕が今から一緒にお腹押すけど、僕がいいって言うまでは、絶対お腹の力を抜かないでね。
もし抜いたらお腹の圧が違うところにかかって、
子宮が破裂しちゃうからね( ´ ▽ ` )
さらっととても怖いことを言われた。もちろん力を入れっぱなしにしますとも!!しかも1回の陣痛中に1回息吸ってもう1回、計2回いきもう、と言われた。うまくできるのか?私??
3回目。
はい、行くよー!力入れててね!!
よし、いいよ、息吸って!はい、もう一回!!
出てきてる、出てきてるよー!今頭出てるよ、よし、肩が出たよ。よーし!!
んにゃーんにゃーんにゃー!!
産まれた、産まれたあ。
助産師さんが赤ちゃんの処置をサクサクとし、すぐに私の胸元へ連れてきてくれた。
ふにゃふにゃで小さくて皮もたるたる。変に触ると壊れそうな小さな子が私の胸の上にいる。
そんな小さな子なのに手に力を入れようとピクピク動いたり、んにゃーと泣きながら口をパクパクさせたり。
おお、生きているんだなあ。
いらっしゃい。ようこそ。
平成27年5月31日、午前1時40分にたいちは産まれました。
出産の記録⑥
ついに、ついに出産か!と、意気込む私。
話しこみながらお医者様と助産師さんが登場。
よし、ラスト一踏ん張りですね!とおもったところで、
先生からのお言葉。
今分娩がたてこんでいて、あなたより早く出産できそうな人がいるんだよね。その人の分娩が終わったら、あなたの分娩を始めますね。
それまで、
1人でいきんでてください( ´ ▽ ` )
と言って去っていく先生と助産師さん。
え?
え?
子宮口、全開なんですよね??もう産めるはずですよね?この痛みから解放されるんですよねーー?!せんせーーー!!
一気に奈落の底へ突き落とされた。
1人でいきんどけって、それでホントに産まれてきたらどないするんじゃい!会陰ズタズタに裂けたらどうしてくれるんじゃい!!
と思いながらも痛みはやってくる。どうなってもいきむしかないのか。
しかし1人でいるうちに出産するのだけは避けたい。
最初だけがんばっていきんで、途中からはムリにいきまず、いきみをのがしつつ、先生達を待とう。
と決める。
最初の10分は頑張った。あとは、周りの目(母と夫)を気にしていきむふりをしつつ、はっはっはっといきみを逃す呼吸をする。
しばらくすると、隣から赤ちゃんの泣き声が。
隣の人おめでとう!そして次は私の番だ!
ここからまた、いきみを少し頑張る。
助産師さんがきて、子宮口確認。
あら。随分頭がさがってきてたね。もうすぐ皆来るから頑張って!!
と、声をかけられた。
そのあと先生が顔をだす。
どう?痛い?今までで今がピーク??
そう聞かれると、あれ?痛いけどそこまでじゃないなあ、と気づく。その旨を伝えると先生の表情が曇る。
最後、もう一回強めの誘発剤いれるから。これで最後だから、頑張ろう☆
とさらりと言われる。嫌です。と口から出そうになりながらもぐっとら堪え、点滴を追加。
それから15分。先生や助産師さん数名がやってきた。でもすぐ始めるわけではなく、手術着を着る、手袋をはめる。互いにマスクや帽子を付け合う。
全てが長く感じられる。着替えなんてもうやらなくても良いから。早く、早く、
この痛みからの解放を!!
と眺める私。
お待たせしました。では始めます。
と、先生。
いよいよ出産です。
出産の記録⑤
誘発剤②の点滴が始まった。
すると、来た。これが本当の陣痛なんだ!という痛み。痛い。今までのと比べられないくらい痛み。下腹部がぎゅーっと締め付けられる感じ。
よし、痛いけどこの痛みは1分程度。その後5分程度の休みが来て、を繰り返すうちに出産に至るんだ。
とりあえず1分痛みを耐え切ろう、
耐え切ろう。。。
。。。1分??
おかしい、もうとっくに1分は過ぎているはず。
なんでまだ痛いの??
子宮の収縮と赤ちゃんの心拍を測るNSTという装置の画面を見る。
子宮の収縮(痛み)で数値があがり、緩むと下がるという波ができるはずだけど、
数値上がりっぱなしじゃん!!
誘発剤②の力により、私は常に収縮している状態に。しかも数値も今までよりはるかに高い。つまり痛い。
無理無理無理無理ー!!もう怖くてNST見れない。
でも、でも、とにかくこれで子宮口が開いていけば良いんだから、頑張れ自分!!
と呻きながら耐える。30分ごとにまだ開いてないかを助産師さんを呼び止めて見てもらう。
しかしなかなか開かない子宮口。
こんなに痛いのになんでー??もうだめだあ!!
と思った頃に子宮口8センチ。この時が痛みのピークだったかもしれない。
この頃分娩室へ移動。そこからさらに2時間格闘。
子宮口、全開のお知らせをいただく。
よし!もうすぐこの苦しさから解放される!!
と痛いながらも終わりが見えたことに喜びを感じていた。