『ハチドリ舎のつくり方-ソーシャルブックカフェのある街へ』(安彦恵里香) | ほたるの学校

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新刊『ショウと伊介のふしぎなスケッチブック』がでました。どうぞよろしくお願いいたします。

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読みました照れ

私が『ショウと伊介のふしぎなスケッチブックーヒロシマの青い空』を出版する際、被爆者の方々に取材させていただき、とてもお世話になった「ハチドリ舎」とは?どういうところ?という疑問に答えてくださる本です。

安彦恵里香さんは、広島平和公園近くで、ソーシャルブックカフェ「ハチドリ舎」の店主をされています。茨木県ご出身の安彦さんが、広島に住み、ソーシャルブックカフェ(安彦さんの造語)を開くことになったのは、なぜ?そもそも「ハチドリ舎」とは何なのか、どのようにして運営されているの?どうして作られたの?

 

疑問の数々がこの本を読めばわかります。「安彦(あびこ)さんって、すてきな人よ」と聞いていましたが、本当に。23歳で自費でピースボートで世界一周され、その後、スタッフとして働かれます。「虎に翼」ではないですが、社会で起きているさまざまな問題、政治、ジェンダー、差別、基地問題、日米安保、原発、核問題、紛争・戦争、医療・福祉……。に「はて?」と疑問をなげかけられています。

 

まじめに社会問題を語っても浮かない場所がほしいと、ソーシャルブックカフェをオープンされました。

 

コロナ禍以前は、直接お店に来られる方が対象でしたが、現在はオンラインでの参加も可能となっています。私は2回うかがったことはありますが、イベントはオンラインのみの参加です。とっても、正直でかわいい店主さんなのです。スタッフのせとまゆさんにも、親切にしていただき、感謝しています。

 

出版社は雑誌『世界』の編集長をされていた熊谷伸一郎が独立して立ち上げた「地平社」です。

 

田中健一さんイラストもとても楽しく、読みやすい本です飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

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