中国の南と北の美術ー陶磁・漆工・絵画ーIN大和文華館 | ほたるの学校

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新刊『ショウと伊介のふしぎなスケッチブック』がでました。どうぞよろしくお願いいたします。

行きました(^^)/

広大な中国では、地域によって数多くの民族や王朝が興亡し、時代により特色ある文化が生み出されてきました。温暖湿潤な南方に対して乾燥地帯が広がる北方。

唐時代には、南方では越州窯を中心に青磁。北方では白磁が盛んにつくられました。「南青北白」と言われたそうです。

写真下部の黒い茶碗は、「黒釉木葉天目碗」(吉川窯 南宋時代)きれいな葉脈が見えていました~

 

南宋時代は、南方で龍泉窯が青磁で盛え、北宋から金時代は、白土を用いた磁州窯の技法が広まります。

こちらは、唐三彩の前の灰色駱駝さんです。「灰陶加彩駱駝(南北朝)」紅毛碧眼の人がローマやペルシャからの品を駱駝に乗せてやってきたのですね~魔除けの鞍をつけているそうです。

白磁幡龍(ばんりゅう)博山炉(隋~唐時代)蓮華をかたどった香炉です🎵

←こちらが、唐三彩の「三彩壺(唐時代)」

文姫帰漢図絵(ぶんききかんずえ)明時代

 

五彩花鳥文皿(清時代)美しい照れそれぞれの時代、場所によって全然違うのですね~。

NHK「歴史探偵ー江戸の大ヒットメーカー歌川広重」で大和文華館館長の浅野秀剛(あさのしゅうごう)さんが出演されていました👏

浅野さんは、文華館で開催される「日曜美術講座」や「講座美術の窓」で解説や講義をされています。先日も「北斎の摺物」の連続講座をされていました飛び出すハート

文華園には、かわいいお花が。

タニウツギ箱根ではまだ咲いていなかったアザミが咲いていました。気温の差ですね~