経済界から「賛成」の声=選択的夫婦別姓
経団連の十倉雅和会長=1月5日、東京都千代田区
夫婦がそれぞれの姓を結婚後も維持することを認める「選択的夫婦別姓制度」については、経済界から導入に前向きな声が上がり、厚生労働省の調査でも賛意の広がりが明らかになっている。
「選択的夫婦別姓制度はやるべきだと思っている」。経団連の十倉雅和会長は、2月の定例記者会見で記者の質問にこう答えた。
十倉会長は、姓を変えると旧姓で書いた研究論文など、それまでの実績が分かりにくくなるような弊害もあると指摘。「政府には、女性の働き方の多様な改善をサポートする一丁目一番地として、ぜひやっていただいたらいい」と述べた。
厚労省の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、「夫婦別姓であっても良い」に賛意を示した人の割合は2013年が41.5%、18年は50.5%、22年は61.0%と徐々に広がりを見せている。
一方、最高裁は夫婦別姓について過去2回、合憲と判断した。15年の大法廷判決で、15人の裁判官のうち5人が「違憲」としたが、21年の判決では違憲判断は4人にとどまった。
https://news.livedoor.com/article/detail/26009532/
いつになったら
議論が深まるんでしょうか?