リスクを取れる?その心理的側面とは? | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

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【リスクを取れる?その心理的側面とは?】
 さて、今日はリスクを取れる?
その心理的な側面についてお伝えしていきます。


経営学者のP.ドラッカーの本にあったお話ですが


ベンチャー企業の経営者の方を招いてのシンポジウムか何かで

参加者の多くが

リスクを取るべき
リスクを取らないと○○できない

といった意味の発言をされていたそうです。


ベンチャー企業であるならば
起業家であるならば

リスクを取るべき!

そう、今日来てくださってる
経営者の方も
当然リスクを取って成功された方!


そんな思い込みがあったのでしょう


ところがその経営者の方は
大変戸惑っています
と言われました。


みなさんリスクを取れと言われるが
リスクを取るなら

私は子どもの頃からの夢だった
画家になりたかった


その方にとっては

起業そのものは
何度も考え抜いて
あらゆるリスクに対して
対抗策を講じて

リスクをリスクではない状態にして

起業されていたのでしょう。


最悪の場合も想定して
対策を考えるのが
経営者の仕事でもあります


必要なのは
リスクを前にして
身動きが取れなくならないよう

必要な行動を起こしていくこと


なんですよね。


さて、リスクを取れるかどうか?
のお話の前に


リスクを取ればいいってものではない
という事をお伝えさせて頂きました。


危ないことを平気でやってのけるのは
「蛮勇」といって
論語でも戒められています。


心理的に言うと

「怖い」という感情をうまく使えない
という状態です。


自分のなかに「怖い」という感情をないことにして

抑え込んでいます。


「怖い」という感情は
今、そこにある「危険」
将来にある「危険」

に対して準備するための感情です。


リスクを取るのは
あくまで準備した後ですね。


さて、準備した上で
それでも動ける、動けない

あるいは怖すぎて
準備さえできない

という問題が起きてくることがあります。


人生の中にはリスクを取って
行動しないといけない時があるのも確かです。

そんな時に
リスクを取って行動できるのは
どんな人?

というところを
次回にお伝えしていきますね。

 

 

 

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