24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに
<感謝をしてはいけない>
があります。
このビリーフを持つ人は、「感謝の気持ちを感じることができない」「人にしてもらっていることに気づかない」といった特徴を持っています。
また、逆に、心から感謝の気持ちを感じているわけではないのに過剰に「ありがとう」「感謝しています」と繰り返す人もいます。
例えば、
・人の対する感謝の気持ちや「ありがとう」という気持ちを感じられない。
・「してもらってないこと」「足りないこと」「満たされていないこと」ばかり訴えて、人から「やってもらっていること」に気がついていない。
・「ありがとう」と言ったり、感謝の気持ちを感じてはいけない気がする。
・「ありがとう」「感謝しています」「あなたのおかげです」などの言葉は言うが、本心からそのように思ったことがない。
といったことが挙げられます。
このビリーフを持っている人は、あまり自覚症状がないことが多いのですが、人間関係の中で感謝をの気持ちを感じられないのは寂しいですね。
このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは
「自分の存在に感謝をしてもいい。親(人)のしてくれたことに感謝をしてもいい」です。
出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法