自己重要感が高い状態とは、
自分のことを、大切な存在であると思えること、価値のある存在だと思えることです。
自分のことを、「価値ある存在」と思えなくて、「ダメな人間」だとおもって、悩んでいらっしゃる方も多いのですが、
自分は顕在意識では、自分は「価値のある存在だ」と思っていても、潜在意識レベルでは、自己重要感が低く、生きづらさの原因になっておられる方も多いのです。
例えば、
「自分はほぼパーフェクトな人間で、とてもレベルの高い人間だ」
と思っている人が、ちょっとした間違いを指摘されて腹を立てたり、
「自分は最高のサービスを受けるだけの価値のある人間だ」
と思っているのにどこかのお店で充分なサービスを受けることができずに、腹を立てたり、
といったことがあります。
二つの事例に共通しているのは「自分を否定された」と感じていること
・間違いを指摘された → 自分のしたことを否定された → 自分が否定された
・望むサービスを受けられなかった → 人に軽んじられた → 自分が否定された
ちょっとしたことで
相手にその気があるかどうかは分からないのに(客観的にはたぶんない)、
自分が否定された
と感じるのは
潜在意識レベルでは、自己重要感が低いからなのです。
怒ることによって、自分を守っているのかもしれませんし、
「自分はダメな人間だ」という声なきメッセージに反発しているのかもしれません。(自分では気づかずに)
なんで自分はこんなに短気なのだろうと思っている方は、ここに原因があるのかもしれませんね。